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子どもの健康・教育・遊びに関するコラム COLUMN

教育
子育てで大事なこととは?親が知っておきたいこれからの学びのカタチ
「将来どんな大人になってほしいですか?」そう聞かれた時に、何て答えますか?多くの親御さんが「自立した人になってほしい」「幸せな人生を歩んでほしい」と願うのではないでしょうか。ではそのために大事なこととは何でしょうか?かつては「いい学校に入り、安定した職業に就くこと」が成功の条件と考えられていました。しかし、現代はAIやグローバル化の影響で社会が大きく変化し、「決まった答えのない時代」に突入しています。AIやロボットが多くの仕事を担い、今ある職業がなくなる可能性もあります。学校で学ぶ知識だけではなく、変化に対応し、自分で考え行動できる力がより重要になっています。そんな未来に向けて、「今の子どものたちは何を学ぶべきか?」を考え、OECD(経済協力開発機構)が提案したのが「学びの羅針盤」です。これは、これからの時代を生き抜く力ために必要な力をまとめたガイドラインのようなもので、日本の教育にも影響を与えています。本記事では、子育てする上で知っておくべき大事なこととして、OECD(経済協力開発機構)が考案した学びの羅針盤2030について解説し、そのような能力を育むことができる習い事「TAIJIKU子どもの運動学習塾」について紹介します。これからの時代を生きるすべての子どもたちに習ってほしいおすすめの習い事です。親として、今できることを一緒に考えていきましょう。目次  1. 子育てで大事なこと|学びの羅針盤20302. 子育てで大事なことを伸ばすポイント3. 子育てで大事なことが伸びる習い事「TAIJIKU子どもの運動学習塾」4. まとめ子育てで大事なこと|学びの羅針盤2030子育てにおいて大事なことは、単に学力を高めるだけではありません。むしろ、社会で生き抜くための総合的な力を育てることが必要です。OECD(経済協力開発機構)が提唱する「学びの羅針盤2030(Learning Compass 2030)」は、これからの時代に求められる学びの方向性を示した教育モデルです。技術革新や社会の変化が加速する中で、子どもたちが未来を切り拓くために必要な力を育むことを目的としています。「学びの羅針盤」は、単に知識を蓄えるのではなく、自ら学び、変化に適応し、よりよい社会を創る力を育てることを重視しています。そのために、以下の3つの要素が中心となります。① 主体性(Agency)子ども自身が主体的に行動し、人生や社会に積極的に関与する力のことです。「指示されたことをこなす」のではなく、「自ら考え、行動し、よりよい未来をつくる」ことを目指します。② 幸せに生きる力(Well-being)個人の幸せや社会全体の幸福を追求する視点です。学びは単に成功を目指すものではなく、持続可能で豊かな人生を実現するためのものとされています。③ 変化への適応力(Transformative Competencies)不確実性の高い未来に対応できる力を育てるため、以下の3つの能力が重要とされています。• 新しい価値を創造する力(Creating new value)• 対立や緊張を克服する力(Reconciling tensions and dilemmas)• 責任を持って行動する力(Taking responsibility)子育てにおいて大事なことは、「どんな職業に就くか」だけでなく、「どんな生き方をするか」を考え、子どもが主体的に学び続ける力を育てることが大切です。これからの教育や子育てにおいて、「学びの羅針盤」の視点を取り入れることで、子どもが未来を切り拓く力を身につけることができるでしょう。子育てで大事なことを伸ばすポイントでは、どのようにOECDの「学びの羅針盤2030」の視点を子育てに取り入れると良いでしょうか?具体的に子育てて大事なことを伸ばすポイントを紹介します。① 主体性(Agency)「自分で考え、自分で行動できる力」です。これまでは「先生や親の言うことをよく聞く子」がよいとされることもありましたが、これからは自分の意見を持ち、行動に移せる子が活躍する時代です。<子育てにおける大事なこと>・「この問題、どうしたら解決できると思う?」と子どもに考えさせる・  何かに挑戦したいと言ったら、できるだけ応援する・「どうしたい?」と子どもの意思を尊重する声かけをする子育ての中で大事なことは、「指示を待つ子」ではなく、「自分で決めて動ける子」に育つよう意識することが大切です。② 幸せに生きる力(Well-being)子どもが成長したとき、単に「成功する」だけでなく、「幸せに生きること」も大切です。学びは、良い成績や良い大学を目指すためだけのものではなく、「自分らしく、充実した人生を送るためのもの」であるべきだとされています。<子育てにおける大事なこと>・子どもの得意なことや好きなことを伸ばしてあげる・失敗しても「大丈夫!次にどうするかが大事だよ」と励ます・「あなたはどう感じた?」と、子どもの気持ちに寄り添う子育ての中で大事なことは、テストの点数や学歴だけではなく、「子どもが自分の人生を楽しめるか?」を意識するとよいですね。③ 変化への適応力(Transformative Competencies)これからの社会では、正解のない問題が増えていきます。そんなときに、状況を判断し、試行錯誤しながら解決していく力が必要です。この力を育むために、特に3つのスキルが重要になります。1.  新しい価値を生み出す力(Creating new value) 「こうしたらもっと良くなるかも!」とアイデアを出せる力→  自由な発想を大切にし、子どものアイデアを否定しない2. 意見の違いを乗り越える力(Reconciling tensions and dilemmas) 価値観の違う人と話し合い、協力できる力→  兄弟げんかのとき、一方的に決めるのではなく、お互いの気持ちを聞く3. 責任を持って行動する力(Taking responsibility) 「自分の行動が周りにどう影響するか」を考え、行動する力→  家の手伝いや地域の活動に参加させるまとめると、子育てで親としてできることは…・子どもに「どう思う?」と問いかける(主体性を育てる)・ 好きなことや得意なことを応援する(ウェルビーイング)・ 失敗を責めず、「次どうする?」と考えさせる(変化への適応力)これからの時代、「いい大学・いい会社」だけがゴールではありません。子育てで大事なことは、どんな未来でも、自分らしく生き抜く力を育てていくことです。子育てで大事なことが伸びる習い事「TAIJIKU子どもの運動学習塾」TAIJIKU子どもの運動学習塾とは、子どもたちのもつ無限の可能性を守り育てるために、医学的根拠に基づいたTAIJIKUメソッドで心身を整え、とびっきり元気な身体とあきらめない心を取り戻し人生を豊かに歩んでいける子どもたちを育てる学習塾です。この運動学習塾では科学的根拠に基づいた「体軸理論」を掛け合わせることで、身体の中心軸を意識的に使い、身体を動かす動作や姿勢、運動のバランスを整えるアプローチを取り入れています。それにより、専門家指導のもと、運動神経の発達の土台となる「正しい身体の使い方」を滞りなく習得できます。体軸とは、運動(スポーツ)・勉強・習い事の土台になるものです。これからスポーツを頑張りたい。勉強がもっとできるようになりたい!という子どもたちにこそまず身につけてほしいのがこの「体軸」です。また、運動機能面の向上のみならず、子育てで大事なことである主体性や変化への適応力など非認知能力と呼ばれるいわゆる精神・心も大きく成長することができるプログラムになっています。TAIJIKU運動学習塾の特徴は大きく次の3つあります。① 正しい身体の使い方で運動神経を効率的にアップ② 数値化できない内面のスキルを身に付け人生をより豊かに③ 子どもの成長を可視化するポイントシステム『TAIJIKU子どもの運動学習塾』では継続力・やり抜く力を教育する一環として、アクションポイントというものをお子さまに付与しています。毎月の運動課題にチャレンジして、正しい動きを習得することはもちろん、スクール中、お友達を応援したり、みんなの前で体操のリーダーをしたりと、人のための行動をすると当スクールオリジナルの「アクションポイント」をゲットすることができます。10ポイントたまるごとにレベルが1つあがり、レベルは1〜300まであります。レベル10ごとに進呈される「オリジナルアイテム」が全部で30種類。全て集めると記念メダルが進呈されます。このように、身体づくりの教育だけではなく、生きていく上で最も大切な心の教育にも力を入れています。このように、人生の土台となる「子どもの身体づくり」に特化しており、その上で非認知能力を育むことができる画期的な習い事です。これからの時代を生き抜くために必要な主体性、幸せに生きる力、問題解決能力が身につきます。TAIJIKU子どもの運動学習塾についてより詳しく知りたい方は、次の記事もぜひ読んでみてください!→ TAIJIKU子どもの運動学習塾今回の記事を読んで、子どもたちの身体を動かす習い事「TAIJIKU子どもの運動学習塾」に興味を持たれた方は、ぜひ体験会に参加してみてください。MAPサイトにてどこに体軸トレーナーがいてるかすぐ分かりますよ。現在、続々と運動学習塾の店舗が拡大しています。「TAIJIKU MAPサイト」はこちらまとめ  以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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こどもの発達
子どもの身長をもっと伸ばすために親ができること
子どもの成長を見守る中で・子どもの身長をもう少し伸ばす方法はないかな?・子どもの身長は遺伝だから仕方ないのかな?・子どもの身長を伸ばすのに何かできることはないかな?このように思ったことはありませんか?特に、周りの子と比べて小さく感じると、「何かできることはないかな?」と気になりますよね。実は、身長の伸びには「遺伝」だけではなく、「生活習慣」や「成長スパートのタイミング」が大きく関わっているんです!成長期に適切な食事や運動、睡眠を意識することで子どもの身長を最大限に伸ばすサポートができます。その中でも、実は「姿勢と骨の成長に関係がある」ことを知っていますか?正しい姿勢は、骨に適切な刺激を与え、骨の強度や成長が促進されると言われています。そこで、今回は子どもの身長を伸ばす方法として正しい姿勢と骨の成長の関係をわかりやすく解説し、親御さんが子どもたちに今すぐできる姿勢改善方法をお伝えします。お子さんの身長を伸ばすサポートをするためにぜひ読んでみてください。目次  1. 子どもの身長を伸ばす成長スパートとは? 2. 子どもの身長を伸ばすためのポイント3. 子どもの身長が伸ばすための姿勢改善方法4. まとめ子どもの身長を伸ばす成長スパートとは?身長を伸ばすためには、以下の3つの要素が鍵となります。1. バランスの良い食事成長期には、骨や筋肉の発達に必要な栄養素をしっかりと摂取することが大切です。特に、タンパク質、カルシウム、ビタミンDなどは骨の成長に欠かせません。また、朝食をしっかり摂ることで、1日のエネルギー供給がスムーズになり、成長ホルモンの分泌も促進されます。2. 十分な睡眠成長ホルモンは、睡眠中、特に深い眠りの時に多く分泌されます。そのため、夜更かしを避け、規則的な睡眠習慣を身につけることが重要です。小学生の場合、夜9時までに就寝することが理想的とされています。3. 適度な運動運動は、骨に適度な刺激を与え、骨密度を高める効果があります。特に、ジャンプやランニングなどの運動は、骨の成長を促進するとされています。また、運動することで食欲が増し、食事からの栄養摂取もスムーズになります。これらのポイントを特に「成長スパート」を意識することで、お子さんの成長をサポートすることができます。「成長スパート」とは、子どもの身長が急激に伸びる時期を指します。この時期は、骨の端にある「骨端線」が活発に活動し、骨が急速に伸びるため、身長が大きく伸びます。一般的に、女の子は8~12歳、男の子は10~14歳頃にこの成長スパートが訪れます。この時期を見逃さず、適切なサポートを行うことが重要です。子どもの成長のために、親御さんができることは、バランスの良い食事を提供し、規則的な生活習慣を身につけさせることや、一緒に運動を楽しんだり、リラックスできる環境を整えることで、心身の健康をサポートできます。子どもの身長を伸ばすためのポイント子どもの身長を伸ばすために、特に大切なことは「運動」です。運動することで適度に疲れ、お腹が好き、食事をしっかり摂取でき、質の高い睡眠に繋がります。この「運動」の中で、身長を効果的に伸ばしやすい運動はバスケットボールや縄跳びなどのジャンプ動作や全身運動は成長ホルモンの分泌を促すことが言われています。このような運動により、適度な衝撃を骨に与えることで、骨端軟骨が刺激され、骨の成長が活発になります。また、運動により血流が促進され、骨に必要な栄養素が届きやすくなることも重要です。これらにより、骨の成長を刺激し、成長ホルモンの分泌を促進することで身長が伸びやすくなります。この時に非常に大切なことが、「正しい姿勢」をとっていることです。正しい姿勢では、骨に対して荷重刺激が適切に入るためより骨が成長しやすいということです。正しい姿勢とは、骨でしっかり支えている姿勢になります。立っている姿勢では耳、肩関節、付け根、膝関節、くるぶしが一直線に並んだ状態です。骨でしっかり支えていることで、正しく適切な荷重刺激が骨に入り、成長を促します。逆に、猫背などの悪い姿勢になると、正しく荷重刺激が入らず、筋肉で支える量が増えてしまい、骨の成長を阻害してしまいます。このように子どもの身長と正しい姿勢は大きく関係します。子どもの猫背が気になるという親御さんはこちらの記事も読んでみてください。▶︎ 姿勢改善に効果的な方法|自宅でできる猫背を根本から治す方法を解説子どもの身長が伸ばすための姿勢改善方法ここで紹介する体操は、「予防医学に基づいて理学療法士が開発した健康的な身体づくりのための体操プログラム」になります。子どもの身体のインナーマッスルを活性化することで、姿勢や身体の使い方が向上する体操です。この体操を行うことで、骨でしっかり支える正しい姿勢を獲得することができ、運動により身長が伸びやすくなる姿勢になることができます。他の体操とは違い、全身14カ所にある身体のスイッチを触りながら動かすことで、身体の感覚が整い、インナーマッスルが活性化し、身体に軸ができます。 「体軸」とは、筋肉や骨ではなく、身体の真ん中を通る身体の感覚になります。体軸とは、運動(スポーツ)・勉強・習い事の土台になるものです。これからスポーツを頑張りたい、勉強がもっとできるようになりたい!という小学生の子どもたちにこそまず身についてほしいのがこの「体軸」です。この体操プログラムはTAIJIKU(たいじく)子どもの運動学習塾の教育プログラム内などで幅広く活用されています。今回は、100種類以上ある体軸体操・10秒アクションの中から骨で支える正しい姿勢が身に付くトレーニングを紹介します。子どもだけでなく、親御さんも一緒に行うことで楽しく続けやすいのでぜひやってみてくださいね。まず、体操前に正しい立位ができているか次の方法でチェックします。1.お子さんが体育座りをし、向かい合って親御さんがその前に立ちます。その状態で親御さんがお子さんの両方のつま先を軽く踏みます。2.その状態でお子さんが手を使わずに立ち上がる◯ 楽に立ち上がることができる ▶︎  正しい姿勢×   立ち上がることができない   ▶︎ 不良姿勢立ち上がれた子も立てなかった子も次の体操をやってみましょう!まずはウォーミングアップで次の体軸体操を行いましょう。ウォーミングアップが終わったら次の体操を行います。まず、足の裏で踏む用の棒を2本用意してください。その棒を図のように「足の内くるぶし」の真下に両足とも踏んでください。これから紹介する体操は全て棒を踏んだ状態でやってみましょう!全ての体操が終わればもう一度、最初に行ったチェック方法で正しい姿勢に変わったかチェックしてみよう。1.お子さんが体育座りをし、向かい合って親御さんがその前に立ちます。その状態で親御さんがお子さんの両方のつま先を軽く踏みます。2.その状態でお子さんが手を使わずに立ち上がる◯ 楽に立ち上がることができる ▶︎ くるぶしの下で立てている(正しい姿勢)×   立ち上がることができない ▶︎  くるぶしの下で立てていない(不良姿勢)いかかですか?立てるようになった、もしくは立ちやすくなったのではないでしょうか?この状態が骨で支え、最小限の筋肉の力で立てている状態です。この正しい姿勢が定着すれば、骨に適切な刺激が入り成長を促進できるため身長が伸びやすくなります。 ぜひ続けてやってみてください。今回お伝えした体軸体操・10秒アクションは全てで100種類以上あり、その中の一部のみ紹介しました。これからの時代、小学生の子どもたちが、健康にすくすく成長できるために土台となる身体づくりが必須です!今回の記事を読んで、子どもの身体づくりに興味を持たれた方は、子どもの身体づくりの専門家が実施する「体軸ファシリテーター養成講座」の受講をおすすめします。オフラインでも受講でき、1日で体軸体操指導者の資格を取得することができます。子育てに役立つことができますし、地域で運動教室などを開催することもできるようになります。  「体軸ファシリテーター養成講座」はこちらまとめ  以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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こどもの怪我予防
【子どもの健康のために】ランニングで怪我を予防する正しい走り方
近年、子どもの体力低下が問題視される中、運動習慣の重要性が改めて注目されています。特にランニングは、特別な道具も必要なく、どこでも簡単に始められる運動の一つです。しかし、ゲームやスマホなどの影響で、姿勢が悪い子どもが増加し、その悪い姿勢で間違った走り方を続けると、成長期の子どもにとってケガのリスクが高まります。・子どもの走り方が友達となんか違う・ランニングをするとすぐに足が痛がる・ランニング で怪我をしない正しい走り方が知りたいこのような思いがある親御さんに、子どもの身体づくりの専門家が、「ランニングで怪我をしない走り方」について詳しく解説します。最後には正しく走れているかのチェックポイントや改善するためのトレーニング方法もご紹介します。お子さんの健康的な成長をサポートするためにぜひ読んでみてください。目次  1. ランニングの走り方と怪我の関係 2. ランニングで怪我を予防する正しい走り方3. ランニングで怪我を予防するためのトレーニング方法4. まとめランニングの走り方と怪我の関係ランニング時の足のつき方は、ケガの発生に大きく影響します。間違った足の着地を続けると、膝や足首、腰に負担がかかり、痛みやケガにつながる可能性があるのです。ランニング の走り方には大きく3つの走り方があります。・かかとから接地する「ヒールストライク走法」・足の裏全体で接地する「ミッドフット走法」・つま先から地面に接地する「フォアフット走法」それぞれの走り方には、スピードは出るけど怪我しやすいなどメリットとデメリットがあるため、それを理解して走り方を選ぶ必要があります。①ヒールストライク走法(かかとから接地)ランニング時に「かかと」から着地すると、衝撃が膝や腰に直接伝わりやすくなります。成長期の子どもは関節がまだ柔らかく、強い衝撃が繰り返されることで、膝の痛み(成長痛)や腰の負担につながることがあります。②ミッドフット走法(足の裏全体で接地)この方法では、かかととつま先の両方がバランスよく使われ、地面からの衝撃が分散されるため、関節への負担を減らすことができます。③フォアフット走法(つま先から接地)つま先だけで着地すると、ふくらはぎに大きな負担がかかります。これは足の筋肉に過度な疲労を引き起こし、こむら返りやアキレス腱炎の原因になります。怪我を予防する走り方は「ミッドフット走法」になります。ですので、まず子どもにランニングをさせるときはこの走り方を練習しましょう。しかし、それぞれの走り方にメリット・デメリットがあるため、ランニング のレベルによっては短距離で早く走るならフォアフット走法、ジョギング程度でゆっくり走るならヒールストライク走法など選択することが必要です。ランニングで怪我を予防する正しい走り方では、ケガを防ぎ、効率的に走るためには、どのようなフォームを意識すればよいのでしょうか?怪我を予防する走り方はミッドフット走法になりますが、ランニング のレベルによっては短距離を早く走るならフォアフット走法、ジョギング程度でゆっくり走るならヒールストライク走法など選択することが必要です。その際に、どの走り方でも重要な走り方が「重心の位置」になります。人が動くときは、「身体の中心(重心)」を動かします。その重心を動かすために筋肉を使って力を作っています。ランニングでは、足で地面を蹴って重心を前に動かすために、この時に床から衝撃が身体に入ります。この衝撃の大きさが大きいほど怪我をしやすくなります。この床からの衝撃の力を上の力と後ろの力に分解します。この後ろ方向の力が大きいとブレーキがかかっている状態であり、身体への負担が増え怪我をしやすくなります。足の接地位置が重心より遠くに行けば行くほど、ブレーキの力が大きくなります。よって、どの走り方でもできる限り、重心位置と足の接地位置が近いことが怪我を予防するためには重要になります。ですので、走るときは足の上に身体を持っていくような意識をすることが怪我を予防するためのコツです。意識だけではなかなか難しいですよね?この重心位置を足の上に持っていくために重要になるのが、「体幹と股関節の使い方」になります。そこで、次に体幹と股関節の使い方が上手になるトレーニングをお伝えします。ランニングで怪我を予防するためのトレーニング方法ランニングで怪我を予防するための方法には次のようなものがあります。① 適切な練習量を守る②柔軟性、筋力を鍛える ③ 足に合ったランニングシューズを選ぶ④  正しい走り方を身につけるこの中でも特に重要な「④正しい走り方を身につける」トレーニングについて紹介します。ここで紹介する体操は、「予防医学に基づいて理学療法士が開発した健康的な身体づくりのための体操プログラム」になります。子どもの身体のインナーマッスルを活性化することで、姿勢や身体の使い方が向上する体操です。他の体操とは違い、全身14カ所にある身体のスイッチを触りながら動かすことで、身体の感覚が整い、インナーマッスルが活性化し、身体に軸ができます。 「体軸」とは、筋肉や骨ではなく、身体の真ん中を通る身体の感覚になります。体軸とは、運動(スポーツ)・勉強・習い事の土台になるものです。これからスポーツを頑張りたい、勉強がもっとできるようになりたい!という小学生の子どもたちにこそまず身についてほしいのがこの「体軸」です。この体操プログラムはTAIJIKU(たいじく)子どもの運動学習塾の教育プログラム内などで幅広く活用されています。今回は、100種類以上ある体軸体操・10秒アクションの中から正しい走り方が身に付くトレーニングを紹介します。子どもだけでなく、親御さんも一緒に行うことで楽しく続けやすいのでぜひやってみてくださいね。では、トレーニングを行う前に現状の走り方を動画で横から撮影しましょう!その動画で次のポイントをチェックしてください。<チェックポイント>①足のつき方(つま先、足底、かかと)つま先やかかとから接地している場合は、足底で接地する走り方をやってみましょう!その状態で次の②を測ってみてください。②足の接地位置と重心(へそ)との距離 *何cmなど細かく測る必要はありません。比較するために大体で大丈夫です。③クロスステップ身体の下で足を動かす能力がチェックできます。 2回測定し、良い方を覚えておいてください。チェックが終わったら、いよいよトレーニングを行なっていきましょう!トレーニングが終わったら、最初に行ったポイントをチェックしてみよう!①足のつき方(つま先、足底、かかと)②足の接地位置と重心(へそ)との距離 *何cmなど細かく測る必要はありません。比較するために大体で大丈夫です。③クロスステップいかかですか?足底接地(ミッドフット走法)で重心位置が足の接地位置と近くなったり、クロスステップの回数が向上したりなど即時的な変化がありましたか?即時的な効果もありますが、続けて行うことでこの正しい走り方が定着し、怪我をすることなくランニングすることができます。今回お伝えした体軸体操・10秒アクションは全てで100種類以上あり、その中の一部のみ紹介しました。これからの時代、小学生の子どもたちが、健康にすくすく成長できるために土台となる身体づくりが必須です!今回の記事を読んで、子どもの身体づくりに興味を持たれた方は、子どもの身体づくりの専門家が実施する「体軸ファシリテーター養成講座」の受講をおすすめします。オフラインでも受講でき、1日で体軸体操指導者の資格を取得することができます。子育てに役立つことができますし、地域で運動教室などを開催することもできるようになります。  「体軸ファシリテーター養成講座」はこちらまとめ  以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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TAIJIKU子どもの運動学習塾高岡校|夏の特別無料体験会のご案内!
TAIJIKU子どもの運動学習塾高岡校代表トレーナーの古村です。今回7月20日(土)、27日(土)に夏の特別無料体験会を開催いたします。【体験会の日程】7月20日(土)、27日(土)【時間】キッズクラス  10:00-11:30    ジュニアクラス 13:00-14:30【場所】富山県高岡市佐野580番地 LAILA高岡3F【対象】キッズクラス 年少〜年長    ジュニアクラス 年長〜小学6年生【参加費】無料【体験会の内容】・身体が動かしやすくなる魔法の体操体験・親子で姿勢をチェックしよう!・身体の使い方が良くなる運動にチャレンジ!・スクール詳細のご説明ならびに入会のご案内*体験会後お楽しみ抽選会を開催します。  全員もらえる!身体を使って遊べる運動グッズプレゼント!【持ち物】動きやすい服、水分、タオル【定員】各回8名(先着順)・7/20 キッズクラス 残席2名・7/20 ジュニアクラス 残席4名・7/27 キッズクラス 残席3名・7/27 ジュニアクラス 残席4名*枠が埋まった場合キャンセル待ちでの対応になることをあらかじめご了承ください。*体験会開催が夏休み期間と重なるため、早々に枠が埋まることが予想されます。お早めにお申し込みください。夏の特別無料体験会のお申し込みはこちら↓https://forms.gle/DAMsGkEqYTQigLEU8TAIJIKU -子どもの運動学習塾- 詳細はこちら↓https://ts.ymcn.co.jp【お問い合わせ先】taijiku.toyama@gmail.com (代表古村)
TAIJIKU子どもの運動学習塾体験会  | 富山県  |

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