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子どもの健康・教育・遊びに関するコラム COLUMN

教育
AI時代だからこそ必要な教育|子どもの「心が動く体験」と「対話」が、正解のない時代を生き抜く軸になる
「これからの時代、子どもにどんな力をつけてあげればいいのだろう?」 「AIがこんなに進化しているのに、今まで通りの学校の勉強だけで大丈夫なのかな……」日々ニュースやSNSでAIの文字を見かけない日はなく、子育て中の親御さんなら一度はこんな不安を抱いたことがあるのではないでしょうか。確かに、これからの時代は激変します。スマホやAIを使って検索すれば、一瞬で「世の中の正解」や「効率的なルート」が見つかる時代です。しかし、だからこそ親である私たちに知っておいてほしいことがあります。知識の詰め込みや、すでにある正解を早く見つける競争は、すべてAIがやってくれるようになります。これからの時代を生き抜く子どもたちに本当に必要なのは、「正解のない問いに、自分なりの答えを見出す力」です。そしてその力は、画面の中のデジタルな世界ではなく、子どもの「心が動くリアルな体験」と、日々の親子・友達との「対話」の中でしか育ちません。今回は、理学療法士の視点も交えながら、これからの時代に最も価値が高まる「体験と対話」の本質についてお話し、最後には家庭でできる対話能力を高める方法をお伝えします。目次  1. AI時代到来:データにはない「五感の体験」が子どもを育てる2. AI時代に必要な能力:正解を教えるのを少し待ってみる3. AI時代に対話能力を高める方法4. まとめAI時代到来:データにはない「五感の体験」が子どもを育てるなぜ、AI時代に「リアルな体験」が叫ばれるのでしょうか。それは、AIには絶対にできない領域がそこにあるからです。AIは膨大なテキストデータや画像データから学習することは大の得意です。しかし、「泥のひんやりした冷たさ」「転んだときの痛さと悔しさ」「坂道を一気に駆け下りるときの風の匂い」といった、身体を伴うリアルな体験(五感の刺激)を味わうことはできません。子どもの脳や神経系は、自分の身体をコントロールし、環境から「予測不可能な刺激」を五感で受け取ることで爆発的に発達します。・デジタルゲーム:ボタンを押せば、予測通りの反応が返ってくる(AIの得意分野)・リアルな体験:雨上がりの公園、滑りやすい泥、お友達との予期せぬ衝突など、すべてが予測不可能あえて不自由で、正解のない自然やリアルな環境の中で「どうすれば上手くいくかな?」と試行錯誤すること。これこそが、すべての学習や思考力の土台となる「体軸(身体の軸)」を育て、同時に「やってみたい!」と主体的に心が動く瞬間を生み出します。画面の向こう側の正解を見る前に、まずは自分の五感でリアルを感じること。これがAI時代の子育ての第一歩です。AI時代に必要な能力:正解を教えるのを少し待ってみるこれまでの教育や社会では、「早く正しい答えを出すこと」が優秀さとされてきました。しかし、正解が一つではないこれからの時代、トラブルや壁にぶつかったときに求められるのは、しなやかに立ち上がる心(レジリエンス)と、自分なりの答えを導き出す力です。ここで、私たち親の関わり方もアップデートする必要があります。 私たちは子どもが困っていると、ついつい良かれと思って「こうしなさい」「それが正解だよ」と、最短ルートの答えを先回りして与えてしまいがちです。しかし、これをしてしまうと、子どもは「指示待ち」になり、自分で考えるチャンスを失ってしまいます。大切なのは、「正解を教えるのではなく、問いかけて一緒にゴールまで歩くこと」です。例えば、子どもが運動遊びをしていて「逆上がりができない!」「お友達と上手く遊べない」と壁にぶつかったとき。 「もっと腕に力を入れなさい」と正解を渡すのではなく、 「今、身体のどこがどんな感じがした?」 「どうしたらもっと楽しくなりそうかな?」 と、子どもの中にある感覚や考えを引き出す問いかけをしてみてください。最短ルートの正解を教えるより、遠回りを楽しむ心の余白を育てること。この「自分で考えて試す」というステップを踏むことで、子どもは失敗しても「ま、いっか!じゃあ次はどうしよう?」と、自ら問題解決に向かうブレない心の軸(マインドの軸)を手に入れることができます。AI時代に対話能力を高める家庭でできる方法 では、家庭で子どもの対話能力を向上させるには、具体的にどうすればよいのでしょうか。 難しいトレーニングは必要ありません。今日からできる3つのステップをご紹介します。ステップ①:「どう思う?」を口癖にする日常の些細なシーンで、子どもの意見を主役にします。アニメを観ているとき、ニュースを見たとき、あるいは今日のおやつを選ぶときでも構いません。「ママはこう思うけど、〇〇ちゃんはどう思う?」と聞くことで、子どもは「自分の意見には価値があるんだ」「自分で考えて言葉にしよう」という安心感と主体性を持つようになります。ステップ②:感情の言葉をそのまま受け止める子どもが「お友達とケンカして悔しかった!」「学校に行きたくない」と言ったとき、「あなたが悪いんじゃない?」とすぐに正誤を判断(ジャッジ)したり、アドバイスをしたりするのはNGです。「そうなんだ、悔しかったんだね」と、まずはその感情をそのまま受け止めます。心が安全な状態であって初めて、子どもは客観的に問題を解決するための対話の土台に立つことができます。ステップ③:ルールを一緒に作ってみる(変えてみる)家族でのルールや、家の中の遊びのルールを対話で決めるのもおすすめです。例えば、トランプやカードゲームをするときに「我が家だけの特別ルール、何か作ってみる?」と提案してみてください。「数字の要素があるゲームに、このルールを足したらどうなるかな?」など、決まった枠組みを自分たちの対話で変えていく経験は、まさに「正解のない問いに答えを出す」最高の練習になります。AI時代の教育、と聞くと「プログラミングを習わせなきゃ」「最先端の教育を受けさせなきゃ」と焦ってしまうかもしれません。しかし、本当に大切なのは、親が先回りして完璧な環境や正解を用意することではありません。「正解を教えるのではなく、問いかけて一緒にゴールまで歩く」子どもの成長の波に「流れるように」しなやかに寄り添いながら、日々の小さな対話を楽しむこと。泥だらけになって遊ぶ我が子を、おもしろがって見守ること。その温かい親子の関係性と、身体を使ったリアルな体験こそが、どんなにテクノロジーが進化しても決して揺らぐことのない、子どもの一生の財産になります。とはいえ、「家の中だけでは、どうやって身体を動かす体験をさせてあげればいいのか分からない」「プロの視点で、子どものブレない土台を育ててほしい」と感じる親御さんも多いのではないでしょうか。そこで、おすすめなのが「TAIJIKU(たいじく)子どもの運動学習塾」です。この運動学習塾は、人生の土台となる「子どもの身体づくり」に特化しており、運動を行うことで、運動神経の向上や姿勢改善、諦めない心を育てる画期的な習い事です。この学習塾で用いたれる運動は、「予防医学に基づいて理学療法士が開発した健康的な身体づくりのための体操プログラム」になります。子どもの身体のインナーマッスルを活性化することで、姿勢や身体の使い方が向上する体操です。他の体操とは違い、全身14カ所にある身体のスイッチを触りながら動かすことで、身体の感覚が整い、インナーマッスルが活性化し、身体に軸ができます。 「体軸」とは、筋肉や骨ではなく、身体の真ん中を通る身体の感覚になります。体軸とは、運動(スポーツ)・勉強・習い事の土台になるものです。これからスポーツを頑張りたい、勉強がもっとできるようになりたい!という小学生の子どもたちにこそまず身についてほしいのがこの「体軸」です。この体操プログラムはTAIJIKU(たいじく)子どもの運動学習塾の教育プログラム内などで幅広く活用されています。TAIJIKU子どもの運動学習塾についてより詳しく知りたい方は、次の記事をぜひ読んでみてください!→ TAIJIKU子どもの運動学習塾まとめ  ◉AI時代到来:データにはない「五感の体験」が子どもを育てる・AIは膨大なテキストデータや画像データから学習することは大の得意・AIでは身体を伴うリアルな体験(五感の刺激)を味わうことはできない・子どもの脳や神経系は、自分の身体をコントロールし、環境から「予測不可能な刺激」を五感で受け取ることで爆発的に発達する◉AI時代に必要な能力:正解を教えるのを少し待ってみる・トラブルや壁にぶつかったときに求められるのは、しなやかに立ち上がる心(レジリエンス)と、自分なりの答えを導き出す力・大切なのは、「正解を教えるのではなく、問いかけて一緒にゴールまで歩くこと」・「自分で考えて試す」というステップを踏むことで、自ら問題解決に向かうブレない心の軸を手に入れることができる◉AI時代に対話能力を高める家庭でできる方法・ステップ①:「どう思う?」を口癖にする・ステップ②:感情の言葉をそのまま受け止める(ジャッジしない)・ステップ③:ルールを一緒に作ってみる(変えてみる)・温かい親子の関係性と、身体を使ったリアルな体験こそが、どんなにテクノロジーが進化しても決して揺らぐことのない、子どもの一生の財産になる以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございます。
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運動神経・姿勢
集中力を高める方法|小学生の集中力低下の要因は〇〇だった
「うちの子、最近なんだか落ち着きがない」 「宿題を始めても、10分も経たないうちにスマホやゲームに手が伸びてしまう……」今、そんな悩みを抱えるパパやママが急増しています。その背後には、スマホやゲームなどデジタル機器の普及が大きく関係しています。実は、スマホやゲームを見ているときの子どもたちの体は、背中が丸まり、頭が前に落ちた「デジタル猫背」になりがちです。姿勢が崩れると胸が圧迫されて呼吸が浅くなり、大切な脳が「酸欠状態」に陥ってしまうのです。また、SNSやYouTubeショートなど、次々に強い刺激が飛び込んで来る「ショート動画」も、集中力に関わる脳の前頭前野という部分に悪い影響を与えてしまいます。つまり、子どもの集中力を引き出すカギは、根性論ではなく「姿勢」を整えて、脳の環境をリセットしてあげることにあります。この記事では、理学療法士としてこれまで多くの子どもたちを診てきた視点から、今子どもたちの脳と身体で何が起きているのかを徹底解説します。そして、脳への酸素供給をガラリと変え、集中力をぐっと高めるための具体的な姿勢改善アクション「体軸体操」について、科学的な根拠を交えながら分かりやすく解説します!▶︎ 子どものデジタル猫背についての記事はこちら目次  1. 小学生の集中力って低下している?2. 小学生の集中力を高める3つの科学的要因3. 小学生の集中力を高める方法 体軸体操4. まとめ小学生の集中力って低下している?まず、大前提として発達心理学や小児発達の分野では子どもの集中力の限界は、「年齢+1分」が目安にされます。つまり、子どもの集中力の持続時間は驚くほど短いんです。大人はつい「せめて30分は宿題に集中してほしい」と期待してしまいがちですが、小学校低学年の子どもが10分机に向かっただけで他のことに気を取られるのは、脳の発達段階としてごく自然なことなのです。人間の脳で集中力や感情をコントロールする「前頭前野」は、20歳前後まで時間をかけてゆっくりと成熟していくため、子どもはもともと「誘惑に弱く、気が散りやすい」生き物です。その様な中でも、現代の子どもたちの集中力は低下しやすい状況にあるんです。集中力とは、専門的には「注意制御機能」と呼ばれます。これは脳の司令塔である前頭前野が司る能力で、大きく分けて2つの種類があります。① 能動的な注意: 勉強や読書など、自分の意志で特定の対象に意識を向け続ける力。② 受動的な注意: 突然の大きな音や光、刺激の強い映像に反応してしまう本能的な力。子どもが成長する過程で育むべきは、「①能動的な注意」です。しかし、現代の子どもたちは、SNSやYou Tubeなどの特にショート動画により、「受動的な注意」ばかりを過剰に刺激し、脳をハッキングされている様な状態に陥っています。この様な状態は、周りの刺激に敏感に反応してしまう様になり、結果として「能動的な注意力」は育ちにくくなってしまいます。小学生の集中力を高める3つの科学的要因近年の研究では、子どもの集中力は本人の気合ではなく、「睡眠」「運動」「デジタル環境」の3つに強く依存していることが実証されています。① 睡眠をしっかりとる睡眠不足が子どもの認知機能や注意力を著しく低下させることは、多くの論文で発表されています。睡眠が足りないと、前頭葉への血流が落ち、客観的に見ても「ぼーっとする」「イライラして集中できない」状態になります。日本の厚生労働省が策定した「健康づくりのための睡眠ガイド」や、米国睡眠医学会(AASM)などの国際的な基準を考慮すると、小学生なら最低でも9時間、中高生でも最低8時間の睡眠が、心身の健康や健やかな成長、そして日中の高いパフォーマンス(集中力や学習力)を維持するために必要とされています。② 運動を定期的に実施する米国のイリノイ大学などの研究(チャールズ・ヒルマン教授らの実験)で有名ですが、「20分間の軽いウォーキングをした後の子どもは、じっと座っていた子に比べて、テストの正答率が上がり、集中力を司る脳の波形が活性化する」ことが分かっています。 勉強の前や、集中が切れたときに、少し体を動かす(ひねり運動や軽いジャンプなど)のは、理学療法の視点から見ても脳の血流を促す非常に理にかなった方法です。また、外遊びやスポーツをすることで、物理的なバランス感覚や、狙ったところに体を動かすコントロール能力は、脳の実行機能を直接的に鍛えます。③ デジタル機器との関わり方を見直す米国の脳科学者や心理学者の研究では、SNSや動画(特にショート動画)の視聴習慣と注意力の欠如には強い相関があることが指摘されています。脳は短時間で簡単に得られる快感を学習し、「努力して結果を得る(例:何分も考え抜いて問題を解く)」というプロセスを苦痛だと感じるようになります。これが、いわゆる「デジタル依存」の入り口です。また、受動的な刺激に身を任せている間、自制心や深い思考を司る脳の「前頭前野」という部分の活動は停滞します。この状態が習慣化すると、脳の筋力とも言える「集中する力」が衰えてしまうのです。対策としては、いきなりゼロにするのではなく、「質の高いデジタル体験」へシフトする方法が推奨されています。・ショート動画ではなく長尺の動画を見る:映画やドキュメンタリーなど、ストーリーのあるものを選ぶ・「選んで見る」練習: おすすめに流されるのではなく、「今日はこれについて知りたいから検索して見る」という目的意識を持たせる・動画を見た後、質問する:「何が一番おもしろかった?」「なんであんな動きをしていたと思う?」と質問をすることで「ただ見て終わり」の受動的な状態から、記憶をたどり、言葉にする能動的な状態へ脳を切り替える。この3つの科学的要因の中でも、今回は「運動」に着目し、子どもの集中力を高めるために自宅でも簡単に実施できるトレーニングを次に紹介します。小学生の集中力を高める方法 体軸体操ここで紹介する体軸体操は、「予防医学に基づいて理学療法士が開発した健康的な身体づくりのための体操プログラム」になります。子どもの身体のインナーマッスルを活性化することで、姿勢や身体の使い方が向上する体操です。他の体操とは違い、全身14カ所にある身体のスイッチを触りながら動かすことで、身体の感覚が整い、インナーマッスルが活性化し、身体に軸ができます。 「体軸」とは、筋肉や骨ではなく、身体の真ん中を通る身体の感覚になります。体軸とは、運動(スポーツ)・勉強・習い事の土台になるものです。これからスポーツを頑張りたい、勉強がもっとできるようになりたい!という小学生の子どもたちにこそまず身についてほしいのがこの「体軸」です。この「体軸」は脳にもできるため、脳の緊張が抑制でき、すっきりと整うことで集中力も向上することができます。この体操プログラムはTAIJIKU(たいじく)子どもの運動学習塾の教育プログラム内などで幅広く活用されています。今回は、100種類以上ある体軸体操・10秒アクションの中から子どもの集中力を高めるトレーニングを5つ紹介します。体操を始める前に、次の方法で現在の脳の状態をチェックしましょう。青い球が浮かぶと脳がリラックスしており集中しやすい状態、赤い球が浮かぶと緊張状態で集中しにくに状態です。それ以外の色の場合はその色を覚えておいてください。*1分程度でチェックしてください。脳の状態がチェックできたら、次の5つの体軸体操を行ってみましょう。体操ができたら、はじめの方法で再度脳の状態をチェックしてみましょう!体操する前と比べて青色に近づいてませんか?集中できない時はこの体軸体操を行うことで集中しやすくなりますよ!ぜひ、日常生活の中に取り入れてみてくださいね。今回の記事を読んで、子どもの身体づくりに興味を持たれた方は、子どもの身体づくりの専門家が実施する「体軸ファシリテーター養成講座」の受講をおすすめします。オフラインでも受講でき、1日で体軸体操指導者の資格を取得することができます。子育てに役立つことができますし、地域で運動教室などを開催することもできるようになります。  「体軸ファシリテーター養成講座」はこちらまとめ  ◉小学生の集中力って低下している?・集中力とは、専門的には「注意制御機能」と呼ばれ、子どもの集中力の限界は、「年齢+1分」と驚くほど短い・集中力は脳の司令塔である前頭前野が司る能力で、大きく分けて「能動的な注意」と「受動的な注意」の2つの種類がある・子どもが成長する過程で育むべきは、「能動的な注意」・現代の子どもたちは、SNSやYou Tubeなどの特にショート動画により、「受動的な注意」ばかり刺激を受け、「能動的な注意」は育ちにくい◉小学生の集中力を高める3つの科学的要因① 睡眠をしっかりとる②運動を定期的に実施する③デジタル機器との関わり方を見直す◉小学生の集中力を高める方法 体軸体操<体軸体操>ー頭アクションーベロアクションー首アクションーマウンテンロケットーすもうアクション以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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こどもの怪我予防
「ただの腰痛」と放置しないで!子どもに多いケガ「腰椎分離症」の見分け方と予防法
「え、また腰が痛いの?」 「じっとしてたら痛くないけど、運動したら痛い」そのうち治ると思って様子をみているけど、腰痛を繰り返している。なかなか治らない。そんなふうにお子さんの腰痛の訴えに驚いたり、不安を感じたりしていませんか?最初は「練習のしすぎかな?」と思う程度の痛みでも、実はこれ、腰の骨の「疲労骨折」かもしれません。特にスポーツに一生懸命打ち込んでいる子に多いのが、「腰椎分離症(ようついぶんりしょう)」です。 「成長期によくあること」と軽く見ていると、将来のパフォーマンス低下や、大人になってからの慢性的な腰痛に繋がる可能性もあります。 だからこそ今、正しい知識と予防法を知っておくことが、大切なお子さんの未来を守ることに繋がります。この記事では、理学療法士として多くの子どもたちに寄り添ってきた視点から、子どもが腰椎分離症になる理由と、今日からできる予防法をわかりやすく解説していきます。目次  1. 子どもに多いケガ 「腰椎分離症」とは?2. 子どもが腰椎分離症になる要因3. 子どもに多いケガ「腰椎分離症」の予防法4. まとめ子どもに多いケガ「腰椎分離症」とは?腰椎分離症とは、ジャンプや体をひねる動作を繰り返すことで、腰の骨(腰椎)の後方部分に亀裂が入ってしまうケガのことです。特に10代の成長期の子どもに多く見られるスポーツ外傷の一つです。 成長期の骨はまだ大人に比べて柔らかく、過度な練習による負荷が集中すると、耐えきれずに折れてしまうのです。普通の腰痛との未分け方として、次の様な症状があります。・動くと痛い、座ると楽: スポーツ中や体を動かしている時は痛みますが、授業中座っている時や安静にしている時はあまり痛くないのが特徴です。そのため、周りからは「軽症」に見えてしまいがちです。・腰を後ろに「反らす」と痛い: 体を後ろに反らせた時に、腰の特定の場所に鋭い痛みが出ます。・ピンポイントの痛み: 腰の真ん中よりも、少し左右にズレた場所を指で押すと「ウッ」と響くような痛み(圧痛)があることが多いです。・片側の痛み: 最初は左右どちらか片方だけが痛むケースがよく見られます。症状の程度によって骨がくっつく可能性(骨癒合)が変わるため、早期発見が非常に重要です。 「たかが腰痛」と放置せず、早めに整形外科への受診と適切なリハビリテーションが必要です。子どもが腰椎分離症になる原因腰椎分離症の発症は、10歳〜15歳の小中学生に集中しています。「うちの子は転んだりぶつけたりしていないのに、なぜ骨折?」と驚かれる親御さんも多いですが、分離症は一度の大きな衝撃ではなく、「繰り返しの動作」が原因です。① 回旋(ひねり)と前後屈(反る)の繰り返し野球のスイング、テニスのサーブ、バレーボールのアタック、サッカーのキックなど、体を激しく「ひねる」「反る」動作が繰り返されることで、腰椎の同じ部位にストレスが集中します。②骨の未発達成長期の骨はまだ柔らかく、大人の骨に比べて強度が足りません。③体の柔軟性の低下(特に股関節と胸郭)実は、腰椎そのものが悪いのではなく、「腰以外の場所が硬い」ことが根本的な原因であるケースがほとんどです。・胸椎の硬さ:実は背骨の中で、腰は構造上捻ることができません。捻ることができるのは「胸椎」という背中の背骨になります。ここが硬いと腰部で捻る動作を過剰に行ってしまいます。・股関節の硬さ: 股関節が硬いと、脚を後ろに振る動作の際、動かない股関節の代わりに腰を過剰に反らして補おうとします。・太もも裏(ハムストリングス)の硬さ: ここが硬いと骨盤が後ろに倒れやすくなり、腰への負担が増大します。④身体の使い方の癖身体を捻るときには腰部を安定させ、胸椎と股関節を正しく動かす必要があります。しかし、そのような動かし方が身についていないと腰部を過度に捻ろうとしてしまい、腰部への負担が増えてしまいます。⑤オーバーワーク(使いすぎ)練習頻度が高すぎたり、十分な休息が取れていなかったりすると、骨の修復が追いつかなくなります。真面目に練習に取り組む子ほど、痛みを我慢して悪化させてしまう傾向があります。この中でも、今回は子どもに多い怪我「腰椎分離症」を予防するために、③柔軟性の低下、④身体の使い方の癖を改善するストレッチ・体操を次に紹介します!子どもに多いケガ「腰椎分離症」の予防法ここで紹介する体操は、「予防医学に基づいて理学療法士が開発した健康的な身体づくりのための体操プログラム」になります。子どもの身体のインナーマッスルを活性化することで、姿勢や身体の使い方が向上する体操です。他の体操とは違い、全身14カ所にある身体のスイッチを触りながら動かすことで、身体の感覚が整い、インナーマッスルが活性化し、身体に軸ができます。 「体軸」とは、筋肉や骨ではなく、身体の真ん中を通る身体の感覚になります。体軸とは、運動(スポーツ)・勉強・習い事の土台になるものです。これからスポーツを頑張りたい、勉強がもっとできるようになりたい!という小学生の子どもたちにこそまず身についてほしいのがこの「体軸」です。この体操プログラムはTAIJIKU(たいじく)子どもの運動学習塾の教育プログラム内などで幅広く活用されています。今回は、100種類以上ある体軸体操・10秒アクションの中から子どもの腰椎分離症を予防できるトレーニングを紹介します。子どもだけでなく、親御さんも一緒に行うことで楽しく続けやすいのでぜひやってみてくださいね。まずは、子どもが腰椎分離症を発症しやすい身体かどうか、次の方法でチェックしてみましょう。膝を曲げずに指先が地面につかなければ、分離症になるリスクが高い状態です。すぐに次のストレッチ、体操を行いましょう!<柔軟性を改善するストレッチ>・胸椎のストレッチ・股関節のストレッチ・太もも裏のストレッチ①しゃがんだ状態で足首を持つ。②そのままお尻を天井の方に持ち上げて膝を伸ばしていく。③太もも裏につっぱり感が生じたところで深呼吸3回する*お腹と太ももが離れないようにすることがコツです!<身体の使い方のトレーニング>・ローリングプランクアクション・ローリングアクション2・ニードルアクション2・ツイストアクショントレーニングが終わったら、再度柔軟性をチェックしてみよう!トレーニング前と比べて柔らかくなっていませんか?このように即時的な変化もありますが、続けることでどんどん柔軟性・身体の使い方が向上し、腰椎分離症を予防することができます。怪我をせずにスポーツを続けるために頑張って続けてみましょう!今回お伝えした体軸体操・10秒アクションは全てで100種類以上あり、その中の一部のみ紹介しました。これからの時代、小学生の子どもたちが、健康にすくすく成長できるために土台となる身体づくりが必須です!今回の記事を読んで、子どもの身体づくりに興味を持たれた方は、子どもの身体づくりの専門家が実施する「体軸ファシリテーター養成講座」の受講をおすすめします。オフラインでも受講でき、1日で体軸体操指導者の資格を取得することができます。子育てに役立つことができますし、地域で運動教室などを開催することもできるようになります。  「体軸ファシリテーター養成講座」はこちらまとめ  ◉子どもに多いケガ「腰椎分離症」とは?・腰椎分離症とは、ジャンプや体をひねる動作を繰り返すことで、腰の骨(腰椎)の後方部分に亀裂が入ってしまうケガ・特徴的な症状として、動くと痛く座ると楽、腰を後ろに「反らす」と痛い、ピンポイントの痛み、片側の痛みなどがある・症状の程度によって骨がくっつく可能性(骨癒合)が変わるため、早期発見が非常に重要◉子どもが腰椎分離症になる要因① 回旋(ひねり)と前後屈(反る)の繰り返し②骨の未発達③身体の柔軟性の低下(特に股関節と胸郭)④身体の使い方の癖⑤オーバーユース◉子どもに多いケガ「腰椎分離症」の予防法<ストレッチ> ースパイラルアクション(胸椎のストレッチ) ー足組みストレッチ(股関節のストレッチ) ージャックナイフストレッチ(太もも裏のストレッチ)<トレーニング> ーローリングプランクアクション ーローリングアクション2 ーニードルアクション2 ーツイストアクション以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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NEWS

TAIJIKU子どもの運動学習塾高岡校|夏の特別無料体験会のご案内!
TAIJIKU子どもの運動学習塾高岡校代表トレーナーの古村です。今回7月20日(土)、27日(土)に夏の特別無料体験会を開催いたします。【体験会の日程】7月20日(土)、27日(土)【時間】キッズクラス  10:00-11:30    ジュニアクラス 13:00-14:30【場所】富山県高岡市佐野580番地 LAILA高岡3F【対象】キッズクラス 年少〜年長    ジュニアクラス 年長〜小学6年生【参加費】無料【体験会の内容】・身体が動かしやすくなる魔法の体操体験・親子で姿勢をチェックしよう!・身体の使い方が良くなる運動にチャレンジ!・スクール詳細のご説明ならびに入会のご案内*体験会後お楽しみ抽選会を開催します。  全員もらえる!身体を使って遊べる運動グッズプレゼント!【持ち物】動きやすい服、水分、タオル【定員】各回8名(先着順)・7/20 キッズクラス 残席2名・7/20 ジュニアクラス 残席4名・7/27 キッズクラス 残席3名・7/27 ジュニアクラス 残席4名*枠が埋まった場合キャンセル待ちでの対応になることをあらかじめご了承ください。*体験会開催が夏休み期間と重なるため、早々に枠が埋まることが予想されます。お早めにお申し込みください。夏の特別無料体験会のお申し込みはこちら↓https://forms.gle/DAMsGkEqYTQigLEU8TAIJIKU -子どもの運動学習塾- 詳細はこちら↓https://ts.ymcn.co.jp【お問い合わせ先】taijiku.toyama@gmail.com (代表古村)
TAIJIKU子どもの運動学習塾体験会  | 富山県  |

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子どもの身体づくりトレーナーは子どもの運動発達を見守るスペシャリストです。

特別な訓練を受け体軸理論を習得した、様々な資格を持ったトレーナーが全国に在籍しています。体づくりの基礎「体軸」のプロから「ダッシュ」に特化した「走り方」のコツを伝授できるプロなど…子どものお悩み・伸ばしたいことに合わせたスキルを持つトレーナーが多数!ぜひお近くのトレーナーをMAP上で探してくださいね。

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