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子どもの健康・教育・遊びに関するコラム COLUMN

こどもの怪我予防
「怪我が多い子ども」に共通する5つの特徴
「また転んだの?」「どうしてこんなに怪我が多いの?」子どもの膝にできたかさぶたを見るたび、そんなふうに感じたことはありませんか?まわりの子どもが元気に走りまわっている中で、うちの子どもだけ怪我を繰り返してしまう。「落ち着きがないから?」「注意力が足らないから?」とつい性格や行動のせいにしてしまっていませんか?実は、怪我が多い子どもには、ある“共通点”があるのです。それは、「身体の使い方のくせ」なんです。今回は、怪我が多い子どもに共通する5つの特徴と、その背景にある身体の使い方の仕組み、そして親子で楽しくできる怪我予防のトレーニングをご紹介します。目次  1. 怪我が多い子どもに共通する5つの特徴2. 怪我が多い子どもと少ない子どもの身体の使い方3. 怪我が多い子どもに効果的なトレーニング方法4. まとめ怪我が多い子どもに共通する5つの特徴怪我が多い子どもには、次の5つの共通点があります。1. バランスを取るのが苦手たとえば、平らな道でも何もないところでつまずく。段差がうまく上れない。これには「まだ運動が未熟だから」以上の理由があります。バランス感覚や重心移動のコントロールがうまくできていないと、ちょっとした揺れや傾きに対応できずに転倒しやすくなるのです。2. 動きに“ぎこちなさ”があるボールを投げたり、ジャンプしたり、走り出したり…動作の切り替えがスムーズにいかず、「どこか危なっかしい」と感じることはありませんか?これはさまざまな身体の部位を協調して動かす力(協調運動能力)がまだ育ちきっていないサインです。動きの流れがうまくつながらず、思わぬ転倒につながります。3. 姿勢が崩れやすい立っていても、座っていても、身体が安定せず、すぐに寄りかかったり、姿勢がくずれてしまう子どもは、体幹や筋肉の安定性がまだ弱い可能性があります。体をしっかり支えられない状態では、転倒や転落のリスクも高くなってしまいます。4. 周りがよく見えていないお友達とぶつかったり、壁にぶつかったり、狭いところで方向転換するときに「ドン!」。これには空間認識力や距離感のつかみ方が関係しています。空間の中で「どこに自分がいて、何がどこにあるのか」を把握する力が育ちきっていないと、怪我につながりやすくなります。5. 注意の切り替えが苦手夢中になりすぎて周りが見えなくなる。逆に、いろんなことが気になって集中できず注意が散漫になる。注意力の“偏りがあると、危険を察知するタイミングが遅れてしまい、怪我のリスクが上がります。このように怪我の多い子どもには共通する特徴があります。5つの特徴はそれぞれ別々に感じるかもしれませんが、実はあることを改善することができればすべて解決できるのです!それは、「身体の使い方」です。そこで、怪我が多い子どもと少ない子どもの身体の使い方について次に説明しますね。怪我が多い子どもと少ない子どもの身体の使い方身体を動かすとき、そこには必ず「支点」が存在します。物理の法則で支点・力点・ 作用点と習ったのを覚えていますか?例えば、「肘関節を曲げる」という動作では、肘関節を「支点」として上腕二頭筋という筋肉が働く点(力点)を引っ張り、手が動いていきます(作用点)。つまり、支点がなければ動きは起きないのです。身体の使い方において「固定支点」と「揺動支点」という考え方があります。「固定支点」とは、支点が常に1箇所に固定された状態を指します。例えば、ロボットのように手足がバラバラに動く子どもは、支点はそれぞれ一つずつしかないため、動きがぎこちなくなります。また、同じ支点で繰り返し動くため、その支点となる場所にストレスが集中するため、故障しやすくなります。反対に「揺動支点」とは、支点が動きによって常に変化している状態を指します。例えば、ダンスや鬼ごっこで流れるように動く子どもは、共通して身体を動かす時に常に揺動支点になっています。身体に支点が多数ある人は動きの中で動きに応じて支点を次々に変えていけます。支点が多ければ多いほど身体への重力による負荷が分散さ れ、動きの制限から解放されます。身体の使い方が上手な子どもというのは、言い換えれば身体に支点を多く持ち合わせている子どもなのです。 この身体の使い方になると、バランス感覚や動きのぎこちなさ、姿勢が改善することはもちろん、それにより周りを見る余裕ができたり、注意力が向上したりします。つまり、先ほどの怪我が多い子どもの5つの特徴をすべて解決できる可能性があるのです。では、この身体の使い方になるためにどうすれば良いでしょうか?その方法を次にお伝えしますね。怪我が多い子どもに効果的なトレーニング方法怪我が多い子どもが、正しい身体の使い方になるための効果的なトレーニング方法を紹介します。ここで紹介する体軸体操・10秒アクションは、「予防医学に基づいて理学療法士が開発した健康的な身体づくりのための体操プログラム」になります。子どもの身体のインナーマッスルを活性化することで、姿勢や身体の使い方が向上する体操です。他の体操とは違い、全身14カ所にある身体のスイッチを触りながら動かすことで、身体の感覚が整い、インナーマッスルが活性化し、身体に軸「体軸」ができます。 「体軸」とは、筋肉や骨ではなく、身体の真ん中を通る身体の感覚になります。体軸は、運動(スポーツ)・勉強・習い事の土台になるものです。これから怪我することなくスポーツを頑張りたい、勉強がもっとできるようになりたい!という小学生の子どもたちにこそまず身についてほしいのがこの「体軸」です。この体操プログラムはTAIJIKU(たいじく)子どもの運動学習塾の教育プログラム内などで幅広く活用されています。今回は、このトレーニングの中から子どもの怪我を予防することができるトレーニングを5つ紹介します。子どもだけでなく、親御さんも一緒に行うことで楽しく続けやすいのでぜひやってみてくださいね。まず、身体の使い方を次の方法でチェックしてみましょう!立ち上がることができれば揺動支点、立ち上がることができなければ固定支点になってしまっています。立ち上がれなかった、もしくは立ち上がりがぎこちなかった子は、次の体操をやってみましょう!すべての体操ができたら、先ほどのチェック方法でもう一度身体の使い方をチェックしてみよう!どうかな?立ち上がれるようになっていませんか?このように、身体の使い方はすぐにでも変えることができます。子どもたちが楽しみながら怪我を予防できる身体の使い方になるように、親子で一緒にやってみてくださいね。今回お伝えした体軸体操・10秒アクションは全てで100種類以上あり、その中の一部のみ紹介しました。これからの時代、小学生の子どもたちが、健康にすくすく成長できるために土台となる身体づくりが必須です!今回の記事を読んで、子どもの身体づくりに興味を持たれた方は、子どもの身体づくりの専門家が実施する「体軸ファシリテーター養成講座」の受講をおすすめします。オフラインでも受講でき、1日で体軸体操指導者の資格を取得することができます。子育てに役立つことができますし、地域で運動教室などを開催することもできるようになります。  「体軸ファシリテーター養成講座」はこちらまとめ  ◉怪我が多い子どもに共通する5つの特徴  1. バランスを取るのが苦手  2. 動きに”ぎこちなさ”がある      3. 姿勢が崩れやすい      4. 周りがよく見えていない      5. 注意の切り替えが苦手◉怪我が多い子どもと少ない子どもの身体の使い方 ・「固定支点」:支点が常に1箇所に固定された状態 ・「揺動支点」:支点が動きの中で常に変化する状態 ・怪我が多い子どもは、「固定支点」になっている ・「揺動支点」に変えることで、怪我を予防できる◉怪我が多い子どもに効果的なトレーニング方法 ・体軸体操、10秒アクションが効果的  ーみぞおちアクション  ーヒップウォーク  ーリザードアクション  ーマウンテンロケット  ー軸アクション以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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こどもの健康
子どもの「心の元気」は育てられる!運動が支える心の育て方とは?
「最近、うちの子なんだか元気がない気がする…」「前よりイライラしやすくなったかも」そんなふうに感じることはありませんか?近年、子どものメンタルヘルスへの関心が高まっています。コロナ禍を経て、子どもたちの生活スタイルは大きく変化し、外で思いきり体を動かす機会も減ってしまいました。その影響なのか、気分が落ち込んだり、無気力になったりといった“こころの不調”を抱える子が増えているとも言われています。「心の健康」と聞くと、カウンセリングや声かけが大切だと思いがちですが、実はもっとシンプルで日常的な方法があります。それが「運動」です。今回は、今増えている子どものメンタル不調と運動の関係性、そして忙しい日常生活の中でも正しい運動習慣を身につけることができることについて一緒に考えてみましょう。目次  1. 子どもたちに増えている心の不調2. 子どもの運動不足と心の不調との関係3. 子どもの心の育て方:運動習慣を作るおすすめの習い事4. まとめ子どもたちに増えている心の不調子どものメンタルヘルスが注目される背景には、近年急増している子どもたちの「心」の不調があります。実際に現場で見られる子どもの心の不調には、以下のような特徴や問題があります。1. 情緒不安定 ・些細なことでイライラする、泣き出す ・落ち込みやすい/不安感が強い ・周囲の目を過度に気にする2. 意欲や集中力の低下 ・学習への集中力が続かない ・やる気が出ず、無気力になる ・好きだったことに興味を示さなくなる3. 睡眠障害 ・夜なかなか寝つけない(入眠困難) ・夜中に目が覚める/朝起きられない ・睡眠リズムが崩れ、日中ぼんやりしている4. 身体症状(心因性の不調) ・お腹が痛い、頭が痛いと頻繁に訴える ・倦怠感、疲れやすさ ・食欲が落ちる、または過食5. 対人関係の変化 ・友だちとのトラブルが増える ・他者と関ろうとしない ・家族との会話が減る6. 不登校・引きこもり ・学校に行きたがらない、または登校できなくなる ・家から出なくなり、ネットやゲームに没頭するこのような背景には、学校環境のストレスや家庭環境の不安定さ、スマホやSNSの中での比較や承認欲求の増加などさまざまな要因があります。その中でも、特に重要なのは、「友達などと身体を動かす習慣がないこと」です。運動習慣がないことで、対面でのコミュニケーションが取れなくなり、また、不調を整えてくれる自律神経も乱れ、心の不調につながります。子どもの運動不足と心の不調との関係近年、スマホやゲームの時間が長くなることで、身体を動かす時間が少なく、子どもの運動量が著しく減っています。文部科学省の調査によると、運動習慣がほとんどない子どもは年々増加傾向にあり、特に小学校高学年から中学生にかけてその傾向が顕著です。運動は、身体だけでなく「心」にもさまざまな良い影響を与えます。体を動かすことで、脳内にはセロトニンやエンドルフィン、ドーパミンといった「幸せホルモン」が分泌され、気分が明るくなったり、ストレスが軽減されたりします。これは、大人にも子どもにも共通する作用です。具体的に、運動不足の子どもたちには次のような影響があります。・ストレスホルモン増加によるイライラや不安感の増加・セロトニン、エンドルフィンの不足による気分の落ち込み、意欲低下・睡眠の質の悪化による疲労感、集中力の低下・人とのつながりが不足することによる孤独感、不安感の増大これらは、子どもの発達にとって非常に深刻な影響を与え、学習意欲や学校生活への意欲低下へとつながります。「うちの子もそうかも…」と感じたら、それは決して“心が弱い”のではなく、運動不足が一因になっている可能性があるのです。でも、運動不足を改善するにも「そもそもどんな運動がいいのかわからない」「一緒に運動するけど、なかなか習慣にすることは難しい」ですよね?すごくよくわかります。そこで、忙しく生活されている中でも、子どもの発達の土台となる身体づくりのための運動を教えてくれる習い事を紹介しますね。子どもの心の育て方:運動習慣を作るおすすめの習い事子どもが自然と楽しく運動できる環境をつくるにはどうしたらよいのでしょうか。その一つの方法が「習い事」です。運動系の習い事にはさまざまな種類がありますが、メンタルヘルスの観点からおすすめしたいことは、「運動が好きになる」ことをゴールにすることです。●「楽しい!」を実感できるもの●  仲間と関われるもの●  プレッシャーが少ないものこのような特徴のある運動は、結果や上達よりも、「今日は楽しかった!」と感じられるものになります。そこでおすすめの習い事は、子どもの身体づくり専門家が行っている習い事「TAIJIKU子どもの運動学習塾」です。「TAIJIKU子どもの運動学習塾」とは、子どもたちのもつ無限の可能性を守り育てるために、医学的根拠に基づいたTAIJIKUメソッドで心身を整え、とびっきり元気な身体とあきらめない心を取り戻し人生を豊かに歩んでいける子どもたちを育てる学習塾です。この運動学習塾では科学的根拠に基づいた「体軸理論」を掛け合わせることで、身体の軸を意識的に使い、身体を動かす動作や姿勢、運動のバランスを整えるアプローチを取り入れています。それにより、専門家指導のもと、運動神経の発達の土台となる「正しい身体の使い方」を滞りなく習得できます。「体軸」とは、筋肉や骨ではなく、身体の真ん中を通る身体の感覚になります。体軸がある子とない子では次のような違いがあります。体軸は、運動(スポーツ)・勉強・習い事の土台になるものです。体軸があることで、身体のよけいな力みや硬さがなくなり、柔軟な思考や視野を広げることができ、ものごとの習得力がアップします。心の不調を改善するための子どもたちにこそまず身につけてほしいのがこの「体軸」です。実は、この体軸は、ただ遊んだり運動をしているだけでは獲得できません。身体の感覚を整えながら正しく動く必要があります。そこで、体軸を獲得するために理学療法士が「予防医学に基づいた健康的な身体づくりのための体操プログラム:体軸体操」を開発しました。子どもの身体のインナーマッスルを活性化することで、姿勢や身体の使い方が向上する体操です。他の体操とは違い、全身14カ所にある身体のスイッチを触りながら動かすことで、身体の感覚が整い、インナーマッスルが活性化し、身体に軸ができます。 この体操プログラムを取り入れた習い事が「TAIJIKU(たいじく)子どもの運動学習塾」です。この運動学習塾は、人生の土台となる「子どもの身体づくり」に特化しており、運動を行うことで、健やかな身体・諦めない心を育てる画期的な習い事です。TAIJIKU子どもの運動学習塾についてより詳しく知りたい方は、次の記事もぜひ読んでみてください!→ TAIJIKU子どもの運動学習塾運動は、子どもにとって心のバランスを整える大切な“栄養”です。私たち大人が「どうにかして心の不調を治してあげたい」と思うとき、難しく考えすぎてしまうことがあります。でも、子どもにとっては、ただ外で思いきり走り回ったり、友達と遊んだりする中に、心を元気にするヒントがたくさん隠れているのです。親としてできることは、小さなきっかけを用意すること。子どもたちの心と体が健やかに育つように、まずは「楽しく動く時間」を生活の中に取り入れてみませんか?まとめ  ◉子どもたちに増えている心の不調  1. 情緒不安定  2. 意欲や集中力の低下      3. 睡眠障害      4. 身体症状(心因性の不調)      5. 対人関係の変化      6. 不登校・引きこもり◉子どもの運動不足と心の不調との関係 運動不足の子どもたち: ・ストレスホルモン増加によるイライラや不安感の増加 ・セロトニン、エンドルフィンの不足による気分の落ち込み、意欲低下 ・睡眠の質の悪化による疲労感、集中力の低下 ・人とのつながりが不足することによる孤独感、不安感の増大◉子どもの心の育て方:運動習慣を作るおすすめの習い事 ・子どもが楽しく運動できる環境をつくるには「習い事」 ・「運動が好きになる」ことをゴールにした習い事が効果的 ・とびっきり元気な身体とあきらめない心を取り戻し人生を豊かに歩んでいける子どもたちを育てる学習塾「TAIJIKU運動学習塾」がおすすめ以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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体軸セラピー
子育て女性の7割が知らない!?その不調の原因は「骨盤のゆがみ」かも
「最近、肩こりがひどい…」「腰の痛みがなかなか取れない」「疲れやすい」そんなふうに感じていませんか?子育てに家事、毎日がめまぐるしく過ぎていく中で、ついつい自分の体のことは後回しになっていませんか?でも実は、気づかないうちに体には負担がどんどん積み重なっているんです。「時間がない」「子どもに手がかかる」「運動が苦手」そんな理由で、育児中の女性の約7割が、定期的に運動する習慣を持てていないという調査結果もあります。その結果、多くの女性が感じているのが、頭痛・肩こり・腰のだるさなどの体の不調です。でも、実はこうした不調の多くが「骨盤のゆがみ」と関係しているって、ご存じでしたか?「骨盤のゆがみ」と聞くと、ちょっと専門的で難しそうに感じるかもしれませんが、実はとても身近で、しかも産後の体と心に深く関わる大切なことなんです。この記事では、・なぜ骨盤がゆがむのか・ゆがむことでどんな影響があるのか・忙しいママでもできる“骨盤ケア方法”や、子どもと一緒に楽しめる簡単エクササイズをわかりやすくご紹介していきます。育児や家事の合間に、ぜひ自分自身の骨盤ケアを実践してみましょう!目次  1. 女性の骨盤はなぜゆがみやすいのか?2. 女性の骨盤のゆがみと不調との関係3. 女性の骨盤のゆがみを改善する骨盤ケア方法とエクササイズ4. まとめ女性の骨盤はなぜゆがみやすいのか?実は、女性の骨盤は男性に比べてゆがみやすいといわれています。その理由には大きく次の3つが考えられます。1. 骨盤は楕円形で安定性よりも柔軟性を重視した構造骨盤は左右の「寛骨(かんこつ)」と、中央の「仙骨(せんこつ)」+「尾骨」からなる、ドーナツ状(楕円形)の構造です。この楕円形の構造は、立ったり座ったり、歩いたり、出産したりといった様々な動作に柔軟に対応できるようになっています。でもその反面、上下左右にわずかに動くゆとり(可動性)があるため、筋力のバランスが崩れると、骨盤が「前傾・後傾」や「左右差」のある状態にゆがみやすくなるのです。2. 女性の骨盤は「開閉」する構造を持っている女性の骨盤は、妊娠・出産に備えて男性よりも広く、柔軟性があり、「開きやすい」という特徴があります。特に妊娠中にはリラキシンというホルモンが分泌され、骨盤まわりの関節や靭帯がゆるみ、出産に向けて骨盤が開く準備をします。しかし、出産後すぐに自然に戻るわけではなく、そのまま開いた状態やゆがんだ状態がクセになってしまうこともあります。3. 育児中の体勢や生活習慣が拍車をかける・片側ばかりでの抱っこ・授乳で前かがみの姿勢が多い・骨盤底筋の筋力低下こうした生活が続くと、楕円形で開きやすい骨盤はさらに不安定になり、骨盤がゆがみやすくなります。つまり、育児中の毎日こそ、骨盤に負担がかかりやすい生活なんです。女性の骨盤のゆがみと不調との関係骨盤は、身体の中心にあり、土台のような存在です。この骨盤がゆがむと、全身のバランスが崩れてしまい、姿勢が悪くなることで、以下のようなさまざまな不調を引き起こしてしまいます。特に産後の女性は、骨盤まわりの筋肉や靭帯がゆるんでいるため、不調が出やすくなります。骨盤周囲には姿勢に関与する筋肉がたくさんあり、その中でも骨盤の底にある「骨盤底筋群」は腹圧を高め、体幹を安定させるために重要な筋肉になります。産後、骨盤がゆがみ、この筋肉が弱ることで腹圧が高まらず、姿勢が悪くなっていきます。主に以下の3つのタイプが挙げられます。このように、骨盤のゆがみが姿勢を悪くし、さまざまな不調を引き起こします。不調がある中で子育てすることで、さらに不調が悪化するという悪循環に陥ってしまっていませんか?だからこそ、「自分の体の声」に少し目を向けて、今からケアを始めることがとても大切なんです。女性の骨盤のゆがみを改善する骨盤ケア方法とエクササイズ ここで紹介する骨盤ケア方法・エクササイズは、身体の体性感覚を整えることに重点をおいた「予防医学に基づいて理学療法士が開発した健康的な身体づくりのためのセラピー&体操プログラム」になります。他の体操とは違い、骨盤を触ったり揺すったり、全身14カ所にある身体のスイッチを触りながら動かしたりすることで、身体の感覚が整い、インナーマッスルが活性化し、身体に軸ができます。 この身体の軸は「体軸」と呼ばれ、筋肉や骨ではなく、身体の真ん中を通る身体の感覚になります。体軸は「骨盤底筋群」をはじめとした身体の中にあるインナーマッスルを働かせることで身体の感覚が整い、体軸が形成されます。体軸が整うことで、姿勢がよくなり、疲れにくく体調が崩れにくい身体になります。つまり、骨盤がゆがんでいる状態では骨盤底筋群などのインナーマッスルが働きにくくなり、体軸が形成されず、さまざまな不調を引き起こしている状態ということです。そこで、ここでは、骨盤のゆがみを改善し、骨盤底筋群が働きやすくなる骨盤ケアとエクササイズを紹介します。まず、骨盤のゆがみがあるかどうか次の方法でチェックしてみましょう。その場から大きくずれてしまった場合、骨盤がゆがんでいる可能性が高いです。次の方法でゆがみを改善してみましょう!・骨盤ケア方法下図の骨盤の図を参考にしながら、ご自身の骨盤を腸骨、恥骨、坐骨、仙骨、尾骨とすべて10回ずつ程度手でさすります。骨盤の形をイメージしながら行うことで、骨盤の感覚が向上します。・エクササイズ(体軸体操・10秒アクション)骨盤ケア、エクササイズが終わったら、最初にチェックした方法で骨盤のゆがみの改善具合をチェックしてみましょう!変化はありましたか?即時的な効果もありますが、継続して行うことでゆがみが改善し、体軸が形成されることで不調が改善します。ぜひ、家事や育児の合間にやってみてくださいね。今回の記事を読んで、女性の骨盤ケア方法に興味を持たれた方は、身体づくりの専門家が実施する「体軸骨盤ケア認定士 養成講座」の受講をおすすめします。2025年より新規で開講した講座であり、オフラインでも受講でき、2日で体軸専門資格を取得することができます。主に女性の骨盤ケアの指導に従事でき、さらに大人向け体軸講座である「Bodyline School」を開催することができます。体軸骨盤ケアにより、忙しいママさんたちの身体の不調を改善できるスペシャリストとして活動することができます。  ▶︎「体軸骨盤ケア認定士 養成講座」はこちらまとめ  ◉女性の骨盤はなぜゆがみやすいのか? 1. 骨盤は楕円形で安定性よりも柔軟性を重視した構造 2. 女性の骨盤は「開閉」する構造を持っている 3. 育児中の体勢や生活習慣が拍車をかける◉女性の骨盤のゆがみと不調との関係・骨盤がゆがむと肩こり、腰痛、頭痛、冷え性などの不調が起こる・骨盤のゆがみには前後、左右の傾き、捻れなどがある・骨盤がゆがみ、骨盤底筋が弱ることで腹圧が高まらず、姿勢が悪くなることで不調が起こる◉女性の骨盤のゆがみを改善する骨盤ケア方法とエクササイズ・骨盤のゆがみを改善するために、体軸を形成することが重要・骨盤のゆがみ改善のエクササイズとして体軸体操・10秒アクションが効果的・体軸体操、10秒アクション ーレッグアクション ーヒップウオーク ーリザードアクション ーライオンダッシュ ーマウンテンロケット以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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TAIJIKU子どもの運動学習塾高岡校|夏の特別無料体験会のご案内!
TAIJIKU子どもの運動学習塾高岡校代表トレーナーの古村です。今回7月20日(土)、27日(土)に夏の特別無料体験会を開催いたします。【体験会の日程】7月20日(土)、27日(土)【時間】キッズクラス  10:00-11:30    ジュニアクラス 13:00-14:30【場所】富山県高岡市佐野580番地 LAILA高岡3F【対象】キッズクラス 年少〜年長    ジュニアクラス 年長〜小学6年生【参加費】無料【体験会の内容】・身体が動かしやすくなる魔法の体操体験・親子で姿勢をチェックしよう!・身体の使い方が良くなる運動にチャレンジ!・スクール詳細のご説明ならびに入会のご案内*体験会後お楽しみ抽選会を開催します。  全員もらえる!身体を使って遊べる運動グッズプレゼント!【持ち物】動きやすい服、水分、タオル【定員】各回8名(先着順)・7/20 キッズクラス 残席2名・7/20 ジュニアクラス 残席4名・7/27 キッズクラス 残席3名・7/27 ジュニアクラス 残席4名*枠が埋まった場合キャンセル待ちでの対応になることをあらかじめご了承ください。*体験会開催が夏休み期間と重なるため、早々に枠が埋まることが予想されます。お早めにお申し込みください。夏の特別無料体験会のお申し込みはこちら↓https://forms.gle/DAMsGkEqYTQigLEU8TAIJIKU -子どもの運動学習塾- 詳細はこちら↓https://ts.ymcn.co.jp【お問い合わせ先】taijiku.toyama@gmail.com (代表古村)
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