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子どもの健康・教育・遊びに関するコラム COLUMN

運動神経・姿勢
集中力を高める方法|小学生の集中力低下の要因は〇〇だった
「うちの子、最近なんだか落ち着きがない」 「宿題を始めても、10分も経たないうちにスマホやゲームに手が伸びてしまう……」今、そんな悩みを抱えるパパやママが急増しています。その背後には、スマホやゲームなどデジタル機器の普及が大きく関係しています。実は、スマホやゲームを見ているときの子どもたちの体は、背中が丸まり、頭が前に落ちた「デジタル猫背」になりがちです。姿勢が崩れると胸が圧迫されて呼吸が浅くなり、大切な脳が「酸欠状態」に陥ってしまうのです。また、SNSやYouTubeショートなど、次々に強い刺激が飛び込んで来る「ショート動画」も、集中力に関わる脳の前頭前野という部分に悪い影響を与えてしまいます。つまり、子どもの集中力を引き出すカギは、根性論ではなく「姿勢」を整えて、脳の環境をリセットしてあげることにあります。この記事では、理学療法士としてこれまで多くの子どもたちを診てきた視点から、今子どもたちの脳と身体で何が起きているのかを徹底解説します。そして、脳への酸素供給をガラリと変え、集中力をぐっと高めるための具体的な姿勢改善アクション「体軸体操」について、科学的な根拠を交えながら分かりやすく解説します!▶︎ 子どものデジタル猫背についての記事はこちら目次  1. 小学生の集中力って低下している?2. 小学生の集中力を高める3つの科学的要因3. 小学生の集中力を高める方法 体軸体操4. まとめ小学生の集中力って低下している?まず、大前提として発達心理学や小児発達の分野では子どもの集中力の限界は、「年齢+1分」が目安にされます。つまり、子どもの集中力の持続時間は驚くほど短いんです。大人はつい「せめて30分は宿題に集中してほしい」と期待してしまいがちですが、小学校低学年の子どもが10分机に向かっただけで他のことに気を取られるのは、脳の発達段階としてごく自然なことなのです。人間の脳で集中力や感情をコントロールする「前頭前野」は、20歳前後まで時間をかけてゆっくりと成熟していくため、子どもはもともと「誘惑に弱く、気が散りやすい」生き物です。その様な中でも、現代の子どもたちの集中力は低下しやすい状況にあるんです。集中力とは、専門的には「注意制御機能」と呼ばれます。これは脳の司令塔である前頭前野が司る能力で、大きく分けて2つの種類があります。① 能動的な注意: 勉強や読書など、自分の意志で特定の対象に意識を向け続ける力。② 受動的な注意: 突然の大きな音や光、刺激の強い映像に反応してしまう本能的な力。子どもが成長する過程で育むべきは、「①能動的な注意」です。しかし、現代の子どもたちは、SNSやYou Tubeなどの特にショート動画により、「受動的な注意」ばかりを過剰に刺激し、脳をハッキングされている様な状態に陥っています。この様な状態は、周りの刺激に敏感に反応してしまう様になり、結果として「能動的な注意力」は育ちにくくなってしまいます。小学生の集中力を高める3つの科学的要因近年の研究では、子どもの集中力は本人の気合ではなく、「睡眠」「運動」「デジタル環境」の3つに強く依存していることが実証されています。① 睡眠をしっかりとる睡眠不足が子どもの認知機能や注意力を著しく低下させることは、多くの論文で発表されています。睡眠が足りないと、前頭葉への血流が落ち、客観的に見ても「ぼーっとする」「イライラして集中できない」状態になります。日本の厚生労働省が策定した「健康づくりのための睡眠ガイド」や、米国睡眠医学会(AASM)などの国際的な基準を考慮すると、小学生なら最低でも9時間、中高生でも最低8時間の睡眠が、心身の健康や健やかな成長、そして日中の高いパフォーマンス(集中力や学習力)を維持するために必要とされています。② 運動を定期的に実施する米国のイリノイ大学などの研究(チャールズ・ヒルマン教授らの実験)で有名ですが、「20分間の軽いウォーキングをした後の子どもは、じっと座っていた子に比べて、テストの正答率が上がり、集中力を司る脳の波形が活性化する」ことが分かっています。 勉強の前や、集中が切れたときに、少し体を動かす(ひねり運動や軽いジャンプなど)のは、理学療法の視点から見ても脳の血流を促す非常に理にかなった方法です。また、外遊びやスポーツをすることで、物理的なバランス感覚や、狙ったところに体を動かすコントロール能力は、脳の実行機能を直接的に鍛えます。③ デジタル機器との関わり方を見直す米国の脳科学者や心理学者の研究では、SNSや動画(特にショート動画)の視聴習慣と注意力の欠如には強い相関があることが指摘されています。脳は短時間で簡単に得られる快感を学習し、「努力して結果を得る(例:何分も考え抜いて問題を解く)」というプロセスを苦痛だと感じるようになります。これが、いわゆる「デジタル依存」の入り口です。また、受動的な刺激に身を任せている間、自制心や深い思考を司る脳の「前頭前野」という部分の活動は停滞します。この状態が習慣化すると、脳の筋力とも言える「集中する力」が衰えてしまうのです。対策としては、いきなりゼロにするのではなく、「質の高いデジタル体験」へシフトする方法が推奨されています。・ショート動画ではなく長尺の動画を見る:映画やドキュメンタリーなど、ストーリーのあるものを選ぶ・「選んで見る」練習: おすすめに流されるのではなく、「今日はこれについて知りたいから検索して見る」という目的意識を持たせる・動画を見た後、質問する:「何が一番おもしろかった?」「なんであんな動きをしていたと思う?」と質問をすることで「ただ見て終わり」の受動的な状態から、記憶をたどり、言葉にする能動的な状態へ脳を切り替える。この3つの科学的要因の中でも、今回は「運動」に着目し、子どもの集中力を高めるために自宅でも簡単に実施できるトレーニングを次に紹介します。小学生の集中力を高める方法 体軸体操ここで紹介する体軸体操は、「予防医学に基づいて理学療法士が開発した健康的な身体づくりのための体操プログラム」になります。子どもの身体のインナーマッスルを活性化することで、姿勢や身体の使い方が向上する体操です。他の体操とは違い、全身14カ所にある身体のスイッチを触りながら動かすことで、身体の感覚が整い、インナーマッスルが活性化し、身体に軸ができます。 「体軸」とは、筋肉や骨ではなく、身体の真ん中を通る身体の感覚になります。体軸とは、運動(スポーツ)・勉強・習い事の土台になるものです。これからスポーツを頑張りたい、勉強がもっとできるようになりたい!という小学生の子どもたちにこそまず身についてほしいのがこの「体軸」です。この「体軸」は脳にもできるため、脳の緊張が抑制でき、すっきりと整うことで集中力も向上することができます。この体操プログラムはTAIJIKU(たいじく)子どもの運動学習塾の教育プログラム内などで幅広く活用されています。今回は、100種類以上ある体軸体操・10秒アクションの中から子どもの集中力を高めるトレーニングを5つ紹介します。体操を始める前に、次の方法で現在の脳の状態をチェックしましょう。青い球が浮かぶと脳がリラックスしており集中しやすい状態、赤い球が浮かぶと緊張状態で集中しにくに状態です。それ以外の色の場合はその色を覚えておいてください。*1分程度でチェックしてください。脳の状態がチェックできたら、次の5つの体軸体操を行ってみましょう。体操ができたら、はじめの方法で再度脳の状態をチェックしてみましょう!体操する前と比べて青色に近づいてませんか?集中できない時はこの体軸体操を行うことで集中しやすくなりますよ!ぜひ、日常生活の中に取り入れてみてくださいね。今回の記事を読んで、子どもの身体づくりに興味を持たれた方は、子どもの身体づくりの専門家が実施する「体軸ファシリテーター養成講座」の受講をおすすめします。オフラインでも受講でき、1日で体軸体操指導者の資格を取得することができます。子育てに役立つことができますし、地域で運動教室などを開催することもできるようになります。  「体軸ファシリテーター養成講座」はこちらまとめ  ◉小学生の集中力って低下している?・集中力とは、専門的には「注意制御機能」と呼ばれ、子どもの集中力の限界は、「年齢+1分」と驚くほど短い・集中力は脳の司令塔である前頭前野が司る能力で、大きく分けて「能動的な注意」と「受動的な注意」の2つの種類がある・子どもが成長する過程で育むべきは、「能動的な注意」・現代の子どもたちは、SNSやYou Tubeなどの特にショート動画により、「受動的な注意」ばかり刺激を受け、「能動的な注意」は育ちにくい◉小学生の集中力を高める3つの科学的要因① 睡眠をしっかりとる②運動を定期的に実施する③デジタル機器との関わり方を見直す◉小学生の集中力を高める方法 体軸体操<体軸体操>ー頭アクションーベロアクションー首アクションーマウンテンロケットーすもうアクション以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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こどもの怪我予防
「ただの腰痛」と放置しないで!子どもに多いケガ「腰椎分離症」の見分け方と予防法
「え、また腰が痛いの?」 「じっとしてたら痛くないけど、運動したら痛い」そのうち治ると思って様子をみているけど、腰痛を繰り返している。なかなか治らない。そんなふうにお子さんの腰痛の訴えに驚いたり、不安を感じたりしていませんか?最初は「練習のしすぎかな?」と思う程度の痛みでも、実はこれ、腰の骨の「疲労骨折」かもしれません。特にスポーツに一生懸命打ち込んでいる子に多いのが、「腰椎分離症(ようついぶんりしょう)」です。 「成長期によくあること」と軽く見ていると、将来のパフォーマンス低下や、大人になってからの慢性的な腰痛に繋がる可能性もあります。 だからこそ今、正しい知識と予防法を知っておくことが、大切なお子さんの未来を守ることに繋がります。この記事では、理学療法士として多くの子どもたちに寄り添ってきた視点から、子どもが腰椎分離症になる理由と、今日からできる予防法をわかりやすく解説していきます。目次  1. 子どもに多いケガ 「腰椎分離症」とは?2. 子どもが腰椎分離症になる要因3. 子どもに多いケガ「腰椎分離症」の予防法4. まとめ子どもに多いケガ「腰椎分離症」とは?腰椎分離症とは、ジャンプや体をひねる動作を繰り返すことで、腰の骨(腰椎)の後方部分に亀裂が入ってしまうケガのことです。特に10代の成長期の子どもに多く見られるスポーツ外傷の一つです。 成長期の骨はまだ大人に比べて柔らかく、過度な練習による負荷が集中すると、耐えきれずに折れてしまうのです。普通の腰痛との未分け方として、次の様な症状があります。・動くと痛い、座ると楽: スポーツ中や体を動かしている時は痛みますが、授業中座っている時や安静にしている時はあまり痛くないのが特徴です。そのため、周りからは「軽症」に見えてしまいがちです。・腰を後ろに「反らす」と痛い: 体を後ろに反らせた時に、腰の特定の場所に鋭い痛みが出ます。・ピンポイントの痛み: 腰の真ん中よりも、少し左右にズレた場所を指で押すと「ウッ」と響くような痛み(圧痛)があることが多いです。・片側の痛み: 最初は左右どちらか片方だけが痛むケースがよく見られます。症状の程度によって骨がくっつく可能性(骨癒合)が変わるため、早期発見が非常に重要です。 「たかが腰痛」と放置せず、早めに整形外科への受診と適切なリハビリテーションが必要です。子どもが腰椎分離症になる原因腰椎分離症の発症は、10歳〜15歳の小中学生に集中しています。「うちの子は転んだりぶつけたりしていないのに、なぜ骨折?」と驚かれる親御さんも多いですが、分離症は一度の大きな衝撃ではなく、「繰り返しの動作」が原因です。① 回旋(ひねり)と前後屈(反る)の繰り返し野球のスイング、テニスのサーブ、バレーボールのアタック、サッカーのキックなど、体を激しく「ひねる」「反る」動作が繰り返されることで、腰椎の同じ部位にストレスが集中します。②骨の未発達成長期の骨はまだ柔らかく、大人の骨に比べて強度が足りません。③体の柔軟性の低下(特に股関節と胸郭)実は、腰椎そのものが悪いのではなく、「腰以外の場所が硬い」ことが根本的な原因であるケースがほとんどです。・胸椎の硬さ:実は背骨の中で、腰は構造上捻ることができません。捻ることができるのは「胸椎」という背中の背骨になります。ここが硬いと腰部で捻る動作を過剰に行ってしまいます。・股関節の硬さ: 股関節が硬いと、脚を後ろに振る動作の際、動かない股関節の代わりに腰を過剰に反らして補おうとします。・太もも裏(ハムストリングス)の硬さ: ここが硬いと骨盤が後ろに倒れやすくなり、腰への負担が増大します。④身体の使い方の癖身体を捻るときには腰部を安定させ、胸椎と股関節を正しく動かす必要があります。しかし、そのような動かし方が身についていないと腰部を過度に捻ろうとしてしまい、腰部への負担が増えてしまいます。⑤オーバーワーク(使いすぎ)練習頻度が高すぎたり、十分な休息が取れていなかったりすると、骨の修復が追いつかなくなります。真面目に練習に取り組む子ほど、痛みを我慢して悪化させてしまう傾向があります。この中でも、今回は子どもに多い怪我「腰椎分離症」を予防するために、③柔軟性の低下、④身体の使い方の癖を改善するストレッチ・体操を次に紹介します!子どもに多いケガ「腰椎分離症」の予防法ここで紹介する体操は、「予防医学に基づいて理学療法士が開発した健康的な身体づくりのための体操プログラム」になります。子どもの身体のインナーマッスルを活性化することで、姿勢や身体の使い方が向上する体操です。他の体操とは違い、全身14カ所にある身体のスイッチを触りながら動かすことで、身体の感覚が整い、インナーマッスルが活性化し、身体に軸ができます。 「体軸」とは、筋肉や骨ではなく、身体の真ん中を通る身体の感覚になります。体軸とは、運動(スポーツ)・勉強・習い事の土台になるものです。これからスポーツを頑張りたい、勉強がもっとできるようになりたい!という小学生の子どもたちにこそまず身についてほしいのがこの「体軸」です。この体操プログラムはTAIJIKU(たいじく)子どもの運動学習塾の教育プログラム内などで幅広く活用されています。今回は、100種類以上ある体軸体操・10秒アクションの中から子どもの腰椎分離症を予防できるトレーニングを紹介します。子どもだけでなく、親御さんも一緒に行うことで楽しく続けやすいのでぜひやってみてくださいね。まずは、子どもが腰椎分離症を発症しやすい身体かどうか、次の方法でチェックしてみましょう。膝を曲げずに指先が地面につかなければ、分離症になるリスクが高い状態です。すぐに次のストレッチ、体操を行いましょう!<柔軟性を改善するストレッチ>・胸椎のストレッチ・股関節のストレッチ・太もも裏のストレッチ①しゃがんだ状態で足首を持つ。②そのままお尻を天井の方に持ち上げて膝を伸ばしていく。③太もも裏につっぱり感が生じたところで深呼吸3回する*お腹と太ももが離れないようにすることがコツです!<身体の使い方のトレーニング>・ローリングプランクアクション・ローリングアクション2・ニードルアクション2・ツイストアクショントレーニングが終わったら、再度柔軟性をチェックしてみよう!トレーニング前と比べて柔らかくなっていませんか?このように即時的な変化もありますが、続けることでどんどん柔軟性・身体の使い方が向上し、腰椎分離症を予防することができます。怪我をせずにスポーツを続けるために頑張って続けてみましょう!今回お伝えした体軸体操・10秒アクションは全てで100種類以上あり、その中の一部のみ紹介しました。これからの時代、小学生の子どもたちが、健康にすくすく成長できるために土台となる身体づくりが必須です!今回の記事を読んで、子どもの身体づくりに興味を持たれた方は、子どもの身体づくりの専門家が実施する「体軸ファシリテーター養成講座」の受講をおすすめします。オフラインでも受講でき、1日で体軸体操指導者の資格を取得することができます。子育てに役立つことができますし、地域で運動教室などを開催することもできるようになります。  「体軸ファシリテーター養成講座」はこちらまとめ  ◉子どもに多いケガ「腰椎分離症」とは?・腰椎分離症とは、ジャンプや体をひねる動作を繰り返すことで、腰の骨(腰椎)の後方部分に亀裂が入ってしまうケガ・特徴的な症状として、動くと痛く座ると楽、腰を後ろに「反らす」と痛い、ピンポイントの痛み、片側の痛みなどがある・症状の程度によって骨がくっつく可能性(骨癒合)が変わるため、早期発見が非常に重要◉子どもが腰椎分離症になる要因① 回旋(ひねり)と前後屈(反る)の繰り返し②骨の未発達③身体の柔軟性の低下(特に股関節と胸郭)④身体の使い方の癖⑤オーバーユース◉子どもに多いケガ「腰椎分離症」の予防法<ストレッチ> ースパイラルアクション(胸椎のストレッチ) ー足組みストレッチ(股関節のストレッチ) ージャックナイフストレッチ(太もも裏のストレッチ)<トレーニング> ーローリングプランクアクション ーローリングアクション2 ーニードルアクション2 ーツイストアクション以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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はじめての体軸・運動遊び
運動神経は「遊び」で決まる!子どものコーディネーション能力を高める遊び10選
「うちの子、ちょっと運動が苦手かも?」「将来、何かスポーツをさせたいけれど、今できることは?」そんな悩みを持つ親御さんにぜひ知ってほしいのが「コーディネーション能力」です。実は、運動神経の良し悪しは遺伝だけで決まるものではありません。特に小学校低学年までにどのような遊びをしてきたかが、その後の運動能力を大きく左右します。今回は、小学校低学年の子どもたちでも道具を使いながら楽しくコーディネーション能力を伸ばせる「遊び」を10個厳選してご紹介します。公園などでぜひお子さんと一緒に遊んでみてくださいね。目次  1. コーディネーショントレーニングとは?2. コーディネーション能力を高める遊び10選3. まとめ コーディネーショントレーニングとは?「コーディネーション能力」を一言で言えば、「目や耳などの五感から入った情報を脳で処理し、体を巧みに動かす力」のこと。いわゆる「運動神経」の正体です。この能力は、大きく分けて7つの要素で構成されています。1.  定位能力:自分と周囲の物体との距離感を掴む2. 反応能力:合図に対して素早く正確に反応する3. 連結能力:全身をスムーズに連動させて動かす4. 識別能力:手足や道具を器用にコントロールする5. リズム能力:動きのタイミングを合わせ、リズムを作る6. バランス能力:不安定な状態でも姿勢を維持する7. 分化能力:力加減を調整し、無駄のない動きをする実は、このコーディネーション能力は、小学生の間に身につける必要があるんです。「スキャモンの発達曲線」という有名な指標によると、神経系の発達は5歳頃までに成人の約80%、12歳頃にはほぼ100%に達すると言われています。つまり、小学校低学年までの時期に、いかに脳と体の「回路」をたくさん作っておくかが、将来の運動神経を決定づけるのです。コーディネーション能力を高める遊び10選 ここでは、子どもの身体づくりの専門家がおすすめする小学生低学年からできるコーディネーション能力が向上する遊びを10個紹介します。気になるものがあったらぜひ子どもたちと公園などでやってみてくださいね。 1.トランポリン (定位・連結・バランス) 空中に飛び出すトランポリンは、不安定な場所で姿勢を保つ「バランス能力」と、空中での自分の位置を把握する「定位能力」を同時に鍛えます。全身のバネを使うため、下半身と上半身を繋ぐ「連結能力」も高まります。 さまざまなポーズをすることでさまざまな動作を正しく学習することができます。最近は、公園などでも大型トランポリンが設置されているところもあるため、ぜひ探して行ってみましょう!自宅用の小さなトランポリンも販売されているので比較的取り入れやすい遊びですよ。 2.ブレイブボード  (連結・リズム・バランス) ブレイブボード とは、スケートボードとは似て非なる「ひねり」で進む次世代ボードです。アメリカで「キャスターボード」として誕生し、日本では子供達の間で爆発的な人気となりました。 前後の2枚のボードが1本のパイプで繋がっており、それぞれが独立して左右に傾く構造です。地面を蹴って進むのではなく、身体を前後にひねる独特の動きで進みます。この「ひねり」の連動が、スポーツにおいて非常に重要な「連結能力」を育てます。リズム良く動かないと進まないため、体全体でテンポを刻む感覚が身につきます。 *怪我を予防するために、必ずヘルメットや手首・肘・膝パッドをつけて遊びましょう! 3.ランニングバイク(バランス・連結・定位・識別) ランニングバイクとは、三輪車や補助輪付き自転車とは違い、こどもたちが自ら直感的にバランスをとりコントロールする乗り物です。だからこそ、自然とバランス感覚が身につき、体幹も鍛えられこどもたちの好奇心を満たすことができます。 ランニングバイクはサドルに座り、ハンドルを握ることは自転車と同じですが、一番の違いは「ペダルがない」ことです。そのため地面に足がつき、サドルに座り、ハンドルを握る姿勢が前傾姿勢となり、股関節を中心に動かすため大腰筋やハムストリングスといった筋肉が鍛えられます。 それにより、身体に軸ができ、姿勢保持やバランス能力が向上されます。これに乗れるようになっていると、自転車に乗る時もびっくりするぐらいすぐに乗れてしまいますよ!本当におすすめの遊びです! *怪我を予防するために、必ずヘルメットや手首・肘・膝パッドをつけて遊びましょう! 4.ボルダリング(識別・定位・連結) ボルダリングとは、人工的なホールドを使用して登る遊びです。最近では公園の遊具の登るところなどにも多数設置してあることが多いですね。 ボルダリングの一番の特徴はどのように身体を使って登っていくかというのを試行錯誤しながら行うところです。手足をどのように置くのか、身体をどのように捻るのかなど日常生活では行わないような身体の使い方をすることでこどもの頃に発達させたい様々な動作の獲得に繋がります。手足の指先まで繊細にコントロールする「識別能力」と、重力に逆らってスムーズに動く連動性が磨かれます。ジムなどに行かなくても、アスレチック公園などでも設置されているところも多いため、子どもたちに積極的にチャレンジさせてみましょう! 5.スラックライン (バランス・識別・分化) スラックラインとは、ウェビングと呼ばれる細いベルト状のラインの上でバランスを楽しむスポーツです。クライミングを楽しんでいる人達が手を休める休憩中にバランスをとる遊びとして楽しんでいたのが始まりです。 幅5cmほどの揺れるベルトの上を歩く遊びです。わずかな揺れに対して足裏や体幹を微調整し続けるため、深層筋が鍛えられ、究極のバランス感覚が養われます。道具のしなりを感じる「識別能力」も重要になります。 キャンプなどでも木と木の間にラインを張って、すぐに遊ぶことができます。最初はラインの上をバランスをとりながら歩くところから始めましょう。なかなかバランスを取るのが難しいけど、その分バランス能力が高まること間違いなし! 6.ピックルボール(定位・反応・識別) ピックルボールとは、テニス・バドミントン・卓球の要素を組み合わせた、今世界中で急速に人気が高まっているラケットスポーツです。専用のラケット、穴の開いたボールを使用し、小さなスペース(テニスコートの1/3)でできるため公園などでもやりやすく、おすすめのスポーツです。 空気抵抗も受けるため、スピードも出にくく、他のラケットスポーツよりも難易度が低く、低学年でも「ラリーが続いた」という達成感を味わいやすいため、運動への自信に繋がりやすいです。 道具を自分の体の一部として扱い、ボールを目で追い、適切な場所へ移動して打ち返すため、目と手の協調性が劇的に向上します。 7.ダブルダッチ (リズム・反応・連結) ダブルダッチとは、2本の縄を使って跳ぶ縄跳び競技です。向かい合った2人が右手と左手に縄を持ち、交互に内側に回し、その中をリズムよく跳びます。2本の縄の回転に合わせて飛び込むため、高度な「リズム能力」と「反応能力」が求められます。縄の動きを読み、自分の体をそのリズムにシンクロさせる経験は、球技やダンスにも直結します。 慣れるまでは回し手もなかなか難しいですが、縄が2本あればどこでもでき、複数人でもできるためレクリエーションとしても人気です。 8.インラインスケート (バランス・反応・識別) インラインスケートとは、タイヤが縦一列に並んだスケート靴を履いて地面を滑る遊びです。アイススケートの陸上版のようなイメージで、スピード感と自由な操作性が魅力な遊びです。 足元が滑る道具をコントロールするため、足裏の感覚が非常に鋭くなります。転びそうになった時にパッと体位を立て直す「反応能力」や、エッジを使い分ける器用さが身につきます。 *怪我を予防するために、必ずヘルメットや手首・肘・膝パッドをつけて遊びましょう! 9.けん玉 (分化・リズム・連結) けん玉は、十字状の「けん」と、穴のあいた「玉」を糸で結んだ日本の伝統的な遊具です。一見、手先だけの遊びに見えますが、「全身を連動させる精密なスポーツ」として、現在では世界中で「KENDAMA」として親しまれています。 玉の重さを感じながら、タイミングよく引き上げ、穴に収める。この一連の流れには「リズム」と「力加減(分化)」が凝縮されており、集中力も同時に養われます。皿にのせる簡単な技から、空中で回転させてけん先で受ける高度な技まで、数千種類の技があると言われています。屋内外場所を問わず、どこでも遊べるため、お子さんの遊びに取り入れてみてはいかかでしょうか? 10.ドッジビー (識別・定位・分化) ドッジビーとは、「ドッジボール」と「フリスビー」を掛け合わせた日本生まれのスポーツです。プラスチック製と違い、ウレタンとナイロンで作られた柔らかいディスクを使用するため、当たっても痛くないのが最大の特徴です。 ふわっと飛ぶドッジビーは「力の入れ具合」で軌道が大きく変わります。相手に正確に届けるための「分化能力(力加減)」や、飛んでくる円盤をキャッチする空間把握能力が養われます。 低学年のお子さんでも怖がらずに遊べるため、挑戦しやすいため、ぜひお近くの公園などでやってみてください。 以上、子どものコーディネーション能力が向上する遊びを10個紹介しました。気になる遊びはありましたか?どれも小学校低学年からできるものばかりですので、親子で楽しくやってみてください。 今回の記事を読んで、子どもの健康や身体づくりに興味がある方にお知らせです。このようなコーディネーショントレーニングを習い事としてやってみませんか? それは、子どもたちのもつ無限の可能性を守り育てるために、医学的根拠に基づいたTAIJIKUメソッドで心身を整え、とびっきり元気な身体とあきらめない心を取り戻し人生を豊かに歩んでいける子どもたちを育てる塾「TAIJIKU(たいじく)子どもの運動学習塾」です。 この運動学習塾では、コーディネーショントレーニングと科学的根拠に基づいた「体軸理論」を掛け合わせた「体軸コーディネーショントレーニング」により、身体の軸を意識的に使い、身体を動かす動作や姿勢、運動のバランスを整えるアプローチを取り入れています。それにより、専門家指導のもとのもと、運動神経の発達の土台となる「正しい身体の使い方」を滞りなく習得できます。 TAIJIKU子どもの運動学習塾についてより詳しく知りたい方は、次の記事もぜひ読んでみてください! → TAIJIKU子どもの運動学習塾 子どもたちの身体を動かす習い事「TAIJIKU子どもの運動学習塾」に興味を持たれた方は、ぜひ体験会に参加してみてください。MAPサイトにてどこに体軸トレーナーがいてるかすぐ分かりますよ。現在、続々と運動学習塾の店舗が拡大しています。 「TAIJIKU MAPサイト」はこちらまとめ◉コーディネーショントレーニングとは?「コーディネーション能力」とは「目や耳などの五感から入った情報を脳で処理し、体を巧みに動かす力」のこと。次の7つで構成される。1. 定位能力:自分と周囲の物体との距離感を掴む2. 反応能力:合図に対して素早く正確に反応する3. 連結能力:全身をスムーズに連動させて動かす4. 識別能力:手足や道具を器用にコントロールする5. リズム能力:動きのタイミングを合わせ、リズムを作る6. バランス能力:不安定な状態でも姿勢を維持する7. 分化能力:力加減を調整し、無駄のない動きをする◉コーディネーション能力を高める遊び10選1.トランポリン2.ブレイブボード 3.ランニングバイク4.ボルタリング5.スラックライン6.ピックルボール7.ダブルダッチ8.インラインスケート9.けん玉10.ドッジビー以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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TAIJIKU子どもの運動学習塾高岡校|夏の特別無料体験会のご案内!
TAIJIKU子どもの運動学習塾高岡校代表トレーナーの古村です。今回7月20日(土)、27日(土)に夏の特別無料体験会を開催いたします。【体験会の日程】7月20日(土)、27日(土)【時間】キッズクラス  10:00-11:30    ジュニアクラス 13:00-14:30【場所】富山県高岡市佐野580番地 LAILA高岡3F【対象】キッズクラス 年少〜年長    ジュニアクラス 年長〜小学6年生【参加費】無料【体験会の内容】・身体が動かしやすくなる魔法の体操体験・親子で姿勢をチェックしよう!・身体の使い方が良くなる運動にチャレンジ!・スクール詳細のご説明ならびに入会のご案内*体験会後お楽しみ抽選会を開催します。  全員もらえる!身体を使って遊べる運動グッズプレゼント!【持ち物】動きやすい服、水分、タオル【定員】各回8名(先着順)・7/20 キッズクラス 残席2名・7/20 ジュニアクラス 残席4名・7/27 キッズクラス 残席3名・7/27 ジュニアクラス 残席4名*枠が埋まった場合キャンセル待ちでの対応になることをあらかじめご了承ください。*体験会開催が夏休み期間と重なるため、早々に枠が埋まることが予想されます。お早めにお申し込みください。夏の特別無料体験会のお申し込みはこちら↓https://forms.gle/DAMsGkEqYTQigLEU8TAIJIKU -子どもの運動学習塾- 詳細はこちら↓https://ts.ymcn.co.jp【お問い合わせ先】taijiku.toyama@gmail.com (代表古村)
TAIJIKU子どもの運動学習塾体験会  | 富山県  |

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すでに全国では、資格を持つ子どもの身体づくりトレーナーによるワークショップが多数開催されています。公民館や学校の体育館など、ご指定の場所に、トレーナーがワークショップをお届けします。
まずはお気軽に、お近くのトレーナーにお問合せをしてみてください。お問合せは、各トレーナーの紹介ページにあるお問合せフォームや、トレーナーのSNSなどから行っていただけます。

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子どもの身体づくりトレーナーは
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子どもの身体づくりトレーナーは子どもの運動発達を見守るスペシャリストです。

特別な訓練を受け体軸理論を習得した、様々な資格を持ったトレーナーが全国に在籍しています。体づくりの基礎「体軸」のプロから「ダッシュ」に特化した「走り方」のコツを伝授できるプロなど…子どものお悩み・伸ばしたいことに合わせたスキルを持つトレーナーが多数!ぜひお近くのトレーナーをMAP上で探してくださいね。

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