寝返りはいつから?|なかなか寝返りをしない赤ちゃんに効果的な練習方法

時計2023.06.27
発達障害   子育て  
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この記事を読んでいるあなたは

・赤ちゃんがいつから寝返りをするのか知りたい

・寝返りがもう少しでできそうだけど上手く行かないため、促すコツが知りたい

・月齢が同じ位の赤ちゃんは寝返りをしているのに、自分の子どもは寝返りをなかなかしない事が心配

などの悩みがありませんか?

赤ちゃんは成長と共に最初に覚える動作が寝返りになり、寝返りができると仰向けで上ばかり見ていた視野が急に大きくなり、さまざまな好奇心がうまれることでどんどん成長していきます。

 そんな大切な寝返りをなかなかしないと心配になりますよね。寝返りが遅れていても過度に心配する必要はありません。

 そこで、今回の記事では寝返りはいつからするのかという内容と、そのために大切な赤ちゃんの発達を促すうつ伏せ遊びの方法をお伝えします。

 最後まで読んでいただく事で、赤ちゃんが寝返りをいつからするのか、そのために大切な事は何なのかが分かります。さらに赤ちゃんの寝返りを促す効果的な練習方法も分かり、実践する事で赤ちゃんがすくすく成長できるようになります。

 最後までぜひ読んでください。 

目次

1.赤ちゃんの寝返りはいつから?

2.赤ちゃんの寝返りを促す大切な事

3.赤ちゃんの寝返りを促す効果的な練習方法


赤ちゃんの寝返りはいつから?

寝返りをなかなかしないと「寝返りはいつからするのだろう?」と心配になりますよね?

赤ちゃんの発達・発育の目安によると個人差はありますが、生後1-2ヶ月ごろにうつ伏せで顔を上げるようになり、3ヶ月で首がすわり、その後、4-6ヶ月で寝返りをするようになります。


赤ちゃんの発達には法則があり、①頭から足へ(上から下)②身体の中心から外側へ③大きな運動から細かな運動へと発達していきます。

 赤ちゃんの運動機能は、頭から足方向へ下がりながら順番に発達し、やがて背中、腰まで達すると、寝返りができるようになります。

 順番を具体的に見てみると

 うつ伏せで頭が上がる

首がすわる

寝返り

腹ばいでその場をくるくる回る

ずりばい

よつばい・はいはい

自分から座る

高ばい

しゃがむ

つかまり立ち

つたい歩き

ひとり立ち

歩く

 この順番には全て意味があり、順番を変えてしまうのはよくありません。

 寝返りがなかなかできないということは寝返りをする準備がまだ整っていないことになります。


赤ちゃんの寝返りを促す大切な事

赤ちゃんの寝返りを促す大切なことは、発達の中で一番最初に獲得する「うつ伏せで頭が上がる」ようになっている事です。

例えば、私たちも寝返りをしてうつ伏せになる時、もし腕や首の筋肉が使えないとしたら怖いですよね?

それと同じで赤ちゃんもまず、うつ伏せで頭が上がるようになっていないと寝返りはまだ速いということになります。

 首がすわる前の赤ちゃんはうつ伏せになると頭を横に向けたり、がんばって持ち上げようとします。これが人生で初めての重力に逆らう運動になります。

 この動きは、首~背中、肩甲骨周辺の筋肉を刺激することになります。

 首のすわりはもちろん、手を器用に使ったりバランスがうまくとれる身体づくりのためには、この部分の安定はかかせません。

 発達の順番にあったように、うつ伏せで頭が上がるようになっていると首周りや腕、背骨周りの筋肉が発達し、首がすわります。そして、背中側に呼吸も入る事でさらに背骨周囲が発達し、緊張が抜け寝返りがしやすい身体の状態になっていきます。

 月齢が進むと、うつ伏せの姿勢から腕をのばしたり、腕で支えながら身体をぐっとあげるようになります。はじめは力加減がわからない赤ちゃんですが、この遊びの中で偶然、転がってしまうことがあります。これが「寝返り」の始まりです。

 生後1ヶ月程度を目安に少しずつ「うつ伏せ遊び」をさせてあげるのが効果的です。

 うつ伏せをキッカケに赤ちゃんはいろんな身体の使い方を学んでいくのです。


赤ちゃんの寝返りを促す効果的な練習方法

赤ちゃんの寝返りを促すためにはうつ伏せ遊びが大切とお話ししました。

ただ、無理やりうつ伏せをさせてしまうと赤ちゃんもびっくりしたり、泣いてしまったりしますよね?

そこで、ここでは赤ちゃんがうつ伏せ遊びをやりやすいように、赤ちゃんの身体の状態を整えてからうつ伏せ遊びをする練習方法をお伝えします。

この内容は体軸セラピー®︎と呼ばれる、良質なスキンシップにより赤ちゃんの正常な発達を促すセラピーの方法になります。0歳児からを対象に行う事ができ、赤ちゃんの身体・心・思考・環境適応能力を養う事ができます。

その中で、誰でも簡単に行うことができる「ベビークロスポイント」を紹介します。

 ベビークロスポイントとは身体の感覚を高めることができる全身14カ所にある身体のポイントになります。そこを整えることで、さまざまな動作がスムーズに行いやすくなります。



今回はその中でも寝返り獲得に大切な体幹部のポイント①あたまスイッチ、②くびスイッチ、③みぞおちスイッチ、④せなかスイッチ、⑤わきスイッチをお伝えします。

赤ちゃんの機嫌が良いタイミングで優しく次のベビークロスポイントを解してあげてください。刺激が強すぎると不快になりますので、優しく丁寧に解してあげてください。

 このポイントをそれぞれ1分程度、優しく解してあげてください。 


その後、うつ伏せ遊びをさせてあげてください。決して無理やりにならないように注意しながら楽しんでやってみましょう。

*柔らかい布団の上などで行うと赤ちゃんが窒息するなどのリスクがあります。必ずパパ・ママが近くで一緒に遊んであげましょう。また、機嫌が悪い時などは無理に行わないようにしましょう。焦らず、ゆっくり練習していきましょう。

これを何回も繰り返す事で赤ちゃんの発達をより効果的に促す事ができます。

体幹部のポイントはうつ伏せや寝返り動作などを獲得するために非常に効果的です。体幹部(特に背中の状態)が整うとどんどんできる事が増えていきます。

いつからやれば良いの?とよく聞かれますが、スキンシップはいつからでも大丈夫です。産まれた後、なるべく早くにしてあげる事で発達を促す事ができます

スキンシップは愛情表現になります。優しい、幸せな気持ちでぜひやってみましょう。 


まとめ

今回の記事では寝返りはいつから?なかなか寝返りをしない赤ちゃんに必要なことについて説明しました。 

・生後1-2ヶ月ごろにうつ伏せで顔を上げるようになり、3ヶ月で首がすわり、その後、4-6ヶ月で寝返りをする

・赤ちゃんの寝返りを促すには、寝返りをする前に「うつ伏せで頭が上がる」ようになっていることが大切である

・赤ちゃんに寝返りを促すことにベビークロスポイント、うつ伏せ遊びが効果的である

以上になります。

今回の記事を読んで、赤ちゃんの発達を促す方法をもっと知りたいと思われた方は、子どもの身体づくりの専門家が実施している体軸コンディショニングスクール認定の体軸ベビー講師養成講座の受講をおすすめします。

この講座は今回お伝えした体軸セラピー®︎という手法を習得し、子育てに悩む全ての方の救世主になる体軸ベビー講師の資格認定者を養成する講座です。3日間で取得でき、オンラインでも受講可能です。

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ぜひ検討してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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