かけっこのスタートダッシュが劇的に速くなる方法|子どもの運動指導の専門家が解説
この記事を読んでいるあなたは
・運動会に向けてかけっこのスタートを速くしたい
・子どものかけっこが速くなることで運動に自信を持ってほしい
・子どものかけっこのスタートでいつも出遅れるため改善したい
と思っていませんか?
子どものかけっこは、スタートダッシュが全てと言っても過言ではありません!
でも、スタートダッシュを速くするためには何が重要でしょうか? ついつい緊張したりすると身体に余計な力みが入ってしまい、スタートで出遅れてしまいます。
そこでよく言われるのが「視線を前に向ける」「足の幅やスタンスを広げる」「身体の力を抜く」などですが、これはあくまで力を抜くためのコツであり、根本の解決方法にはなっていません。
今回の記事では、子どものかけっこのスタートダッシュが劇的に速くなる方法として、根本である力んでしまう身体自体を変えるトレーニング方法をお伝えします。
最後まで読んでいただくことで、子どもの身体が根本から変わり、緊張はしても余計な力みが入りにくくなり、スタートダッシュが劇的に速くなります。
ぜひ最後まで読んでください。
目次
かけっこのスタートダッシュが速い子と遅い子の違い
かけっこのスタートが速い子と遅い子では何が違うのでしょうか?
次のかけっこのスタート姿勢ではどっちがスタートが速いでしょうか?
正解は「①」になります!
なんとなくわかったのではないでしょうか?
これは身体の中心(重心)がどこにあるかで説明ができます。
しかし、これだけでは実はかけっこのスタートは速くならないんです!!ここからが大切なことなのでわかりやすく説明します!ここで、もう一度クイズです。
かけっこのスタート姿勢の際に、前に重心を乗せることはわかりました。その時に前の足の重心が乗る場所は次の①②③のどこでしょうか?
スタートの姿勢で前の足に重心を乗せた時、速くスタートダッシュするためにはできる限り余計な力が入っていない状態が理想的です。
筋肉に余計な力みが入らないようにするためには、骨に体重をしっかり乗せる必要があります。骨にしっかりと体重が乗れば余計な大きな筋肉の力がぬけ、小さな筋肉と骨だけで支えることになりリラックスした状態になります。
よって①のスネの骨の真下(内くるぶしの真下)に重心を乗せる事が、よけいな力が抜けた良いスタートの姿勢となります。
まとめると、かけっこのスタートダッシュが速い子は遅い子に比べて重心が前の足にしっかり乗っており、その際にスネの骨の真下にしっかり乗れていることになります。
この姿勢が取れることで、かけっこのスタートダッシュが誰でも劇的に速くなります。
かけっこのスタートダッシュが劇的に速くなる体操
ここではかけっこのスタート時の姿勢が上手にとれるようになるために、誰でもできる簡単な体操をお伝えします。
体軸理論とは、「身体の感覚が整うことによって身体に軸が形成され、インナーマッスルが効果的に働きやすくなり、身体の土台となる正しい身体の使い方ができるようになる」という理論です。
スタートダッシュが速くなる6種目を紹介します。親子でぜひやってみてください。
まとめ
今回の記事ではスタートダッシュが劇的に速くなるための方法をお伝えしました。
・かけっこのスタートダッシュが速くなるためにはスタートの姿勢で余計な力が入っていない事が大切
・かけっこのスタートダッシュが速い子は遅い子に比べて重心が前の足にしっかり乗っており、その際にスネの骨の真下にしっかり乗れている
・かけっこのスタートダッシュが速くなるためには10秒アクションが効果的である
かけっこのスタートダッシュは、姿勢が変わる事で劇的に変化します。
10秒アクションは非常に効果的な体操であり、即時的な効果もありますので、子どもたちと一緒にぜひやっていただき、効果を実感してもらえればと思います。
もっと詳しく子どもの足を速くする方法を知りたい方はキッズ・ジュニアトレーナーの専門家が実施する「体軸ダッシュトレーナー養成講座」の受講をおすすめします。
オンラインでも受講でき、1日で体軸ダッシュトレーナーの資格がとれ、さらに文部科学省が認定する運動教室を開催することが可能になります。