姿勢改善に効果的な方法|自宅でできる猫背を根本から治す方法を解説
この記事を読んでいるあなたは
・子どもがゲームやスマホの姿勢が悪く、成長に悪い影響があるのではないかと心配
・姿勢が悪く集中力がない子どもをなんとかしたい
・自宅で簡単にできる姿勢改善の方法が知りたい
現代ではゲームやスマホなどの普及により、姿勢が悪い子どもたちが急激に増えています。姿勢が悪いまま成長していくとさまざまな体の不調が起こると言われています。
目次
子どもの猫背姿勢の原因
最近姿勢の悪い子どもたちが増えたように思いませんか?実際に子どもたちの猫背姿勢はどんどん増えています。その要因には子どもたちを取り巻く環境が大きく関わっており、主に①都市化、②少子化、③SNS化の3つが考えられています。
都市化が行われていくことで外で遊ぶ公園や自然がへり、また、少子化の影響で子どもたち同士が集まって遊ぶ機会も減っており、さらにゲームやスマホの普及により、運動よりも屋内で遊ぶ機会が増えています。
このような背景があり外で遊ぶ機会が減ったことで運動能力が低下し、ゲームやスマホなどの同一姿勢で遊ぶことが増えたことで猫背姿勢のような不良姿勢の子どもたちが増加しています。
猫背姿勢が子どもたちの成長に与える悪い影響
猫背姿勢になることで子どもたちの成長に与える影響としてどのようなことがあるのでしょうか?もちろん良い影響は一つもありません。具体的には次のような影響があります。
①肩こりや腰痛などが生じやすくなる
猫背姿勢になると腰から背骨が丸くなり頭が前方に出てしまいます。そのため、本来は身体を支えるための背骨が猫のように丸くなってしまい、支えることができなくなってしまいます。
前方に出た頭部や身体を支えるために背骨周りの筋肉が支えることとなり、負担が集中し肩こりや腰痛などを引き起こす可能性が高くなります。
猫背姿勢になると頭部が前方に出るような姿勢となります。視力は目の周りにある筋肉が正常に働くことで良くなっています。しかし、猫背姿勢が長くなることで頭部への血流量が悪くなり、また目の周囲の筋肉にも負担がかかることで視力が低下しやすいと言われています。
猫背姿勢になると背骨が曲がってしまっていることでバランスを取りにくくなり、身体に無駄な力が入ってしまいます。そして、無駄な力が入れば入るほど身体を思い通りに動かすことができなくなり、運動神経は悪くなります。
内臓は背骨が真っ直ぐになっている状態で正常に働くようになっています。猫背姿勢のように背骨が常に曲がっている状態が長く続くと物理的に圧迫された状態となり内臓の機能低下が起こりやすくなります。
また、背骨の中には自律神経と呼ばれる内臓をコントロールしている神経も入っており、背骨が曲がった状態では自律神経への血流量も低下し内臓の機能低下につながります。これらのことから猫背姿勢の子どもでは内臓の機能低下による風邪を引きやすくなります。
最近では予備校講師の林修先生も某番組にて集中力がない子どもは姿勢が悪いと話されていました。①②でもお伝えしたように、猫背姿勢では頭が前方に出るため支える筋肉に負担が集中し、血流不足となり肩こりや視力が悪くなります。
このような猫背姿勢は長く続けると肩や腰部はもちろん目も疲れやすく、脳への血流量も低下し長い時間集中することができません。つまり、猫背姿勢の子どもは集中力が低下するため、勉強など長い時間集中して行うことが苦手になります。
猫背姿勢を根本から改善するために重要なこと
子ども達の姿勢が悪いと背筋を伸ばしなさいと注意して一時的に良い姿勢になってもすぐに戻ってしまう経験をしたことがありませんか?
また矯正ベルトなどを使用して良い姿勢を矯正したけど、外すとすぐに戻ってしまう経験はありませんか?どちらの方法も一時的には姿勢は良くなりますが、根本の改善にはなりません。
身体の筋肉には力は弱いが持久力の高い筋肉(インナーマッスル)と力は強いが持久力は低い筋肉(アウターマッスル)があります。
良い姿勢は短い時間ではなく長く保持する必要があるため、持久力の高いインナーマッスルを使用する必要があります。
このインナーマッスルを使用することができずにアウターマッスルを利用して良い姿勢を保とうとすると根本の改善にはなりません。つまりインナーマッスルを利用した姿勢を獲得することが根本の改善に重要になります。
重要なことですのでもう一度いいますが、猫背姿勢を改善するためには胸を張るのではなく、頭が上に持ち上げられるような上方向に伸びる必要があります。
予防医学に基づいた自宅で簡単にできる猫背姿勢改善の方法
特徴としては次の5つがあります。
全部で17種類あり、今回はその中でも姿勢が良くなる体操を5つと正しい座り方を紹介します。ぜひ、親子で一緒にやってみてください。
<正しい座り方>
いかがですか?体操の後、自然と良い姿勢になっていませんか?
姿勢を矯正するのではなく、体操により自然とインナーマッスルが活性化され、良い姿勢になります。
即時的な効果もありますが、毎日続けることで良い姿勢が定着していきます。ぜひ、親子で続けてみてください。
まとめ
姿勢不良の中でも代表的な猫背の原因・姿勢改善方法について解説しました。
オンラインでも受講でき、1日で体軸体操指導者の資格がとれ、さらに運動教室を開催することが可能になります。ぜひご検討ください。