子どもの風邪予防に効果的!親子で始める呼吸法で健康な身体づくり

時計2024.11.03
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寒くなると子どもたちの体調面が気になりますよね。


・うちの子どもは他の子どもに比べて風邪をひきやすい気がする

・毎年、寒くなるとすぐに風邪をひいてしまう

・風邪を予防するためにできることはどんなことがあるのかな?


このように思われている親御さん!頻繁に風邪をひくと、子どもの身体に異常があるのかなと心配になりますよね?もしかしたら、子どもが風邪をひきやすい原因は、お子さんの「呼吸」にあるのかもしれません。


子どもの風邪を予防する方法は、いくつもありますが、その中でも呼吸法の一つである「腹式呼吸」が子どもの自律神経の機能が整えたり、免疫機能が高まったりするなどで今、注目されています。


そこで今回の記事では、子どもの風邪を予防するために大切な「腹式呼吸」について解説し、最後には予防するための体操もお伝えします


風邪に負けない子どもの身体づくりをしたい親御さん必見の内容です!今年こそ、風邪を引かずに冬を元気に乗り切りましょう!



目次  


1. 子どもが風邪をひきやすい原因

2. 子どもの風邪を予防するために大切な腹式呼吸とは

3. 子どもの風邪を予防する体操

4. まとめ 



子どもが風邪をひきやすい原因


子どもが風邪をひきやすい原因はいくつか考えられます。

1.免疫システムの未発達

子どもは、免疫システムがまだ完全には発達していないため、風邪のウィルスに対する抵抗力が弱い。特に幼児期は多くの病原菌に初めて触れる時期であり、身体が徐々に免疫を形成していきます。

2.集団生活による感染機械の増加

保育園や幼稚園に通うことで、他の子どもたちからウィルスがうつりやすくなります。特に風邪ウィルスは飛沫感染や接触感染で広がるため、集団生活が増えることで感染リスクも高まります。

3.手洗いや衛生習慣の不徹底

子どもは手洗いなどの衛生習慣が身についていないため、口や鼻をよく触ったり、手を洗わずに食事をしたりすることでウィルスが体内に入りやすくなります。

4.寒暖差に対する適応の難しさ

子どもは体温調整機能が未発達なため、寒暖差にうまく適応できず、身体が冷えて免疫力が低下し、風邪をひきやすくなります。

5.栄養不足や生活リズムの乱れ

十分な栄養と休息が取れていないと免疫力が低下しやすく、風邪をひきやすくなります。


子どもの場合は大人と異なり、このようなさまざまな要因により、風邪ウィルスが身体に侵入することで風邪をひきます。

よって、子どもの風邪を予防するために大切なことは、侵入を防ぐことに加えて、風邪ウィルスと戦ってくれる免疫機能を高めること」になります。

では実際にどうすれば良いのか?

風邪ウィルスの侵入を防ぎつつ、免疫機能も高める方法、それが、次に紹介する「腹式呼吸」になります。


子どもの風邪を予防するために大切な腹式呼吸とは


呼吸には「腹式呼吸」と「胸式呼吸」の2つがあります。

腹式呼吸」は、お腹を使ってゆったりと深く息を吸い込む方法です。

胸式呼吸は、胸だけで浅く早い呼吸をする方法で、口呼吸が多いとこの呼吸法になりやすいです。

では、なぜ腹式呼吸が子どもの風邪予防に大切なのでしょうか?

1.免疫力を高める

腹式呼吸を行うと、横隔膜という筋肉がしっかりと動き、肺の奥まで新鮮な空気が届きます。これにより、酸素の取り込みが増え、血液循環も良くなります。また、腹部の柔軟性も向上するため、内臓などの身体に栄養や酸素が行き渡り、免疫力が高くなり、風邪を予防しやすくなります。

2.リラックス効果で自律神経を整える

腹式呼吸にはリラックス効果があり、ストレスや緊張を和らげます。ストレスが溜まると自律神経が乱れ、身体の免疫力が低下し風邪をひきやすくなります。

3.喉や気道の乾燥防止

子どもが口呼吸をすることで、喉や起動が乾燥し、空気中のウィルスが直接入り風邪をひきやすくなります。腹式呼吸は鼻呼吸と相性が良く、鼻のフィルター機能を活かして喉や気管支の粘膜が潤い、風邪ウィルスの侵入を防ぐ効果があります。特に乾燥しやすい冬は、睡眠時に腹式呼吸ができているかどうかが風邪を予防するために重要です。

4.姿勢が良くなる

胸式呼吸が主体になると、口呼吸となり身体の上半身が緊張しやすく、猫背や肩こりの原因になることがあります。腹式呼吸は、横隔膜を上下に動かすため体幹が安定し、良い姿勢を保ちやすくなります。



これらの理由により、腹式呼吸は子どもの風邪を予防するために非常に大切になります。



子どもの風邪を予防する体操

ここで紹介する体軸体操は、「予防医学に基づいて理学療法士が開発した健康的な身体づくりのための体操プログラム」になります。子どもの身体のインナーマッスルを活性化することで、姿勢や身体の使い方が向上する体操です。それを行うことで誰でも同じように効果が出るようになります。

他の体操とは違い、全身14カ所にある身体のスイッチを触りながら動かすことで、身体の感覚が整い、インナーマッスルが活性化し、身体に軸ができます


 

この体操プログラムはTAIJIKU(たいじく)子どもの運動学習塾の教育プログラム内などで幅広く活用されています。


今回は、身体のスイッチの中で、横隔膜を動かす「みぞおちスイッチ」と首を動かす「首スイッチ」を使用して、呼吸練習を行なっていきます。


では、実際に次の体操をこの順番通りにやってみましょう!子どもだけでなく、親御さんも一緒に行うことで楽しく続けやすいのでぜひやってみてくださいね。














まずは、寝る前に親子で一緒に数回からやってみましょう!1−2週間続けることで徐々に習慣になり、1ー2ヶ月も継続できれば、腹式呼吸が定着し、子どもの風邪を予防できます!

毎日の積み重ねが元気な身体づくりになります。子どもの頃に土台ができていると、大人になっても風邪をひきにくい身体で生活できますよ!

ぜひ、今年の冬は、子どもだけではなく親御さんも風邪を引かずに乗り切ることを目標に今から一緒に体操をやってみましょう!


今回の記事を読んで、子どもたちの身体づくりのことをもっと知りたいと思われた方は、TAIJIKUMAPサイトの「子どもの健康・教育・遊びに関するコラム」をぜひ読んでみてください。子どもの身体づくりに関する内容をたくさん投稿しております。


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まとめ  

今回は、子どもの風邪を予防するために大切なこととして「腹式呼吸」を解説しました。


・子どもは大人と違い、さまざまな要因により風邪をひきやすい


・子どもの風邪を予防するために、腹式呼吸が重要である


・腹式呼吸は、風邪ウィルスの侵入を防ぐだけでなく、免疫機能の向上や自律神経を整える効果があり、風邪を予防するのに効果的である


・体軸体操の中の腹式呼吸が、子どもの風邪予防に効果的である


以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。


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