夏バテの子ども増加中!暑い夏を元気に過ごすための夏バテ予防体操5選

時計2024.06.29
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2024年の夏もいよいよやってきますね。今年の夏もラニーニャ現象の影響で記録的な猛暑になると言われています。


・毎年、子どもが夏バテするから今年は元気で過ごせるように対策したい

・自宅でできる夏バテに効果的なストレッチとかあるのかな?


こんな事、考えていませんか?


実は大人よりも子どもの方が夏バテになりやすいのです。子どもは身体の水分量が大人よりも多く、気温の変化に影響を受けやすいために夏バテになりやすいと言われています。


2020年のコロナウィルス感染症の流行や記録的な猛暑の影響などにより、子どもたちが屋外で遊ぶ機会が減っています。運動する機会が減ることで、自律神経による身体を元気に保ち続ける機能が低下してしまい、夏バテになる子どもが増加しています。


そこで今回は、子どもの身体づくりの専門家が考案した「子どもの夏バテ予防に効果的な自律神経を整える体操」を5つ紹介します。この体操で暑い夏を乗り切りましょう!!


目次
 

1.子どもの夏バテとは

2.子どもの夏バテの要因と対策

3.子どもの夏バテに効果的なストレッチ5選

4.まとめ

 

子どもの夏バテとは



「夏バテ」とは、夏の暑さや湿気が長期間続くことが原因で身体の体調を崩す状態のことです。大人だけではなく、子どもにも生じやすいことが特徴です。具体的な症状には次のようなことがあります。


① 疲労感   :身体がだるく、疲れが取れない

② 食欲不振  :食欲が出ない

③ 睡眠障害  :寝つきが悪く、睡眠が浅い

④ 頭痛・めまい:頭が重く、ふらついたりする

⑤ やる気がない:精神的に不安定になりやすい


また、夏バテは熱中症の症状と似ていますが、熱中症は症状が急激に進行するのに対して、夏バテは数日間かけてゆっくり進行するのが特徴です。


子どもの夏バテの要因と対策



子どもの夏バテの要因として

環境要因:高温・高湿度、冷房の過剰使用による温度差など

身体要因:水分不足、栄養不足、睡眠不足、運動不足

が挙げられます。


これら①②の要因によって、子どもたちの身体の自律神経という身体を正常に保ち続けてくれる機能が低下します自律神経とはあまり聞き慣れないかもしれませんが、健康でいるために無意識に身体を調整してくれています。


自律神経には活動時に働く「交感神経リラックス時に働く「副交感神経」があります。自律神経は汗をかく事で体温を下げたりなど体温調整します。冷房の過剰使用による温度差や高温・高湿度が続くと体温調整機能が頻繁に働き、自律神経が疲れてしまいます。


また、暑さで食欲不振になると栄養不足になったり、寝つきが悪く睡眠不足になったり、運動不足になる事でも自律神経が正常に働かなくなります。そうなる事で、さらに疲労感や食欲不振、めまいや無気力などの症状が悪化し、悪循環になってしまいます。


対策としてはエアコンの温度調整や水分補給、栄養摂取、よく眠る、適度な運動などがあります。その中にある適度な運動として、自律神経の機能を向上することがより重要になります


子どもの夏バテに効果的な体操5選

ここでは子どもの夏バテに効果的な自律神経を整える体操を5つ紹介します。


ここで紹介する体軸体操・10秒アクションは、「予防医学に基づいて理学療法士が開発した健康的な身体づくりのための体操プログラム」になります。子どもの身体の状態を整え、疲れにくく元気になる体操です。それを行うことで誰でも同じように効果が出るようになります。


「体軸」とは、筋肉や骨格のことではなく、身体の中心を上下に貫く軸の感覚のことです。お子さんはこの「体軸」が整うことで、姿勢の改善が期待できます。また、身体を思い通りに動かしやすくなることで運動能力の向上につながります。



他の体操とは違い、全身14カ所にある身体のスイッチを触りながら動かすことで、身体の感覚が整い、インナーマッスルが活性化し、身体に軸ができます。そして、身体に軸ができることで自律神経が整い、元気が出たり、疲れにくかったりします。この体操プログラムはTAIJIKU(たいじく)子どもの運動学習塾の教育プログラム内などで幅広く活用されています。


体軸体操・10秒アクションは全部で100種類以上ありますが、それぞれ10秒程度で、どんな子どもでも簡単にできる体操になっています。


今回は、夏バテの子どもに効果的な体操をこの中から5つ紹介します。子どもと一緒にぜひやってみてください。個人差はもちろんありますが、1−2週間程度、毎日実施することで効果が出てきます。

まず、ウォーミングアップとしてみぞおちを柔らかくしましょう!





準備が整ったら、次の5つの体操を行いましょう!




















全部で15分程度あれば実施できます。体操をやった後で背中がほぐれ、身体の中が全体的に暖かくなった感じがすればいい感じです。自律神経が整うとそのような感じになり、頭もスッキリすると思います。

今回紹介した体軸体操・10秒アクションは全部で100種類以上あります。今回の記事を読んで、体軸体操・10秒アクションのことをもっと知りたいと思った方は、キッズ・ジュニアトレーナーの専門家が実施する「体軸ファシリテーター養成講座」の受講をおすすめします。


オンラインでも受講でき、1日で体軸体操指導者の資格がとれ、さらに文部科学省が認定する運動教室を開催することが可能になります。


「体軸ファシリテーター養成講座」

まとめ

今回の記事では夏バテの子どもに効果的な体操を5つ紹介しました。


・子どもの夏バテとは、夏の暑さや湿気が長期間続くことで体調を崩す状態で、大人よりも子どもの方がなりやすい


・子どもの夏バテの原因にはさまざまなことが挙げられるが、その中でも運動不足による自律神経の機能の低下が強く関係している


・子どもの夏バテに、自律神経を整える体軸体操・10秒アクションが効果的である


以上になります。


2024年の夏を、体軸体操・10秒アクションで乗り切ろう!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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