これからの子育てで大切なこと。「パースペクティブ」と「身体づくり」が未来をつくる

時計2025.05.04
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2025年、大阪・関西万博がいよいよ始まりました!テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。世界中から人・モノ・情報が集まり、これからの未来に必要な知恵や技術が発信されるこの場は、私たち親にとっても“これからの子育て”を見つめ直すチャンスになるかもしれません。


万博では、多様な国籍や文化の人たちが集まり、さまざまな視点から「未来」を語り合います。その中で共通しているのは、「ひとつの正解では語れない」時代がきているということです。これからの子どもたちは、まさにそんな多様な世界を生きていきます。


ユニバーサルスタジオジャパンを再建した稀代のマーケターである森岡毅氏は、固定概念に縛られ、可能性や選択肢を狭めないために、これからの子育ての中で親が子どもにできることは「子どものパースペクティブを広げるための手助けをすること」とおっしゃられています。パースペクティブとは、自分が認識できる世界の広さや視野の広さです。


これからの未来を生きていく子どもたちだからこそ今、子育てで大切なことは「パースペクティブ(視点)」をどう育てていくかということなのです。


そこで今回の記事では、パースペクティブについて解説し、具体的に子育ての関わり方や身体づくりを通してパースペクティブを広げる方法をお伝えします。未来を生きる子どもたちのために、ぜひ子育てにこの視点を取り入れてみてください。


目次  


1. これからの子育てに大切な事「パースペクティブ」とは?

2. 子育ての関わり方でパースペクティブを広げる方法

3. パースペクティブを広げるための身体づくり

4. まとめ


これからの子育てに大切な事「パースペクティブ」とは?

パースペクティブ(Perspective)とは、「視点」「見方」「物事の捉え方」のことです。

例えば、

・自分の気持ちだけでなく、相手の立場や考えにも目を向ける
・失敗や困難を「自分を成長させるチャンス」と捉える
・人は違って当たり前。考え方・見た目・価値観・文化の違いを否定せず理解する
・問題に直面した時にどうすれば解決できるかと考える
・一つの出来事を、違う角度から見てみること
・「自分はなにが得意で、何が苦手か」を理解し認める

これが「パースペクティブのある人」の特徴です。

人はパースペクティブの外のことを認識できないため、自分の生きてきた世界しか見えません。つまり、狭い視野(固定概念)に囚われてしまうようになり、柔軟な考えができなくなります。

これからの時代の子育てで大切なことは、「正解を早く出す力」よりも「どんな状況にも柔軟に考えを広げられる力」を育むことです。その土台となるのが、この「パースペクティブの広さ」なのです。


子育ての関わり方でパースペクティブを広げる方法


では、どうすれば子どものパースペクティブを育てることができるのでしょうか?ここでは、家庭でできる3つの関わり方を紹介します。

1. 「どう思う?」と問いかける
つい親が「正解」や「こうしたほうがいいよ」と言いたくなる場面、ありますよね。でもその前に、「あなたはどう思う?」と聞いてみましょう。

たとえばニュースを見たあと、「この人どうして怒ったんだろうね?」「自分だったらどうするかな?」と一緒に考える時間をもつことで、思考の幅が広がります。

親が答えるより、子どもに問いかけるが、視点のトレーニングになります。

2. いろんな人と関わる・違いに触れる
自分とは違う年齢、国、考え方を持つ人と関わる経験は、パースペクティブを一気に広げてくれます。

地域のイベント、旅行先、習いごとやボランティアなど、子どもが“多様性”に触れられる環境をつくってみましょう。

特におすすめなのは、「会話」です。親以外の大人と話す機会を意識的に持つことで、「世の中にはいろんな考え方がある」と自然に感じ取れるようになります。

3. 絵本・映画・体験で“視点の違い”を感じる
絵本や映画の中には、登場人物たちの「いろんな気持ち」や「考え方」が描かれています。物語を通じて、子どもたちは“自分ではない誰か”の視点を体験することができます。

また、キャンプや異文化体験、博物館や万博のような「非日常」に触れる体験もおすすめです。普段とは違う世界に出会うことで、「自分の当たり前」が揺さぶられ、新しい視点が芽生えます。


視点が変わると、世界が広がります。

パースペクティブを広げるというのは、子どもに“答え”を与えることではなく、“問いを持てる土壌”を耕すことです。そこに正解はありません。でも、親が関わり方を少し変えるだけで、子どもの視点はゆるやかに、でも確実に広がっていきます。

パースペクティブを広げるための身体づくり

なぜ、身体づくりとパースペクティブを広げることが関係あるのでしょうか?

視野や発想力、思考の柔軟性は頭の中だけで育まれるものではありません。身体を動かす体験を通して五感を刺激し、感じることで育まれます

この時、子どもたちの身体に硬さや力みがあると、脳も固まりやすく、固定概念を持ちやすくなり、新しいことを受け入れたり、自分の枠を超えて挑戦したりすることが難しくなります。

つまり、子どものパースペクティブを広げるためには、まず何より土台となる身体がしっかりできていることが必要です。

ゲームやスマホなどばかりしていることで、姿勢が悪い、転けやすいなど身体が思い通りに動かせない子どもたちは、パースペクティブが広がりにくいということです。

そこで重要になるのが「体軸」です。

体軸」とは、筋肉や骨ではなく、身体の真ん中を通る身体の感覚になります。


体軸がある子とない子では次のような違いがあります。

体軸は、運動(スポーツ)・勉強・習い事の土台になるものです。体軸があることで、身体のよけいな力みや硬さがなくなり、柔軟な思考や視野を広げることができ、ものごとの習得力がアップします。パースペクティブを広げたい子どもたちにこそまず身につけてほしいのがこの「体軸」です。


実は、この体軸は、ただ遊んだり運動をしているだけでは獲得できません。身体の感覚を整えながら正しく動く必要があります。

そこで、体軸を獲得するために理学療法士が「予防医学に基づいた健康的な身体づくりのための体操プログラム:体軸体操」を開発しました。

子どもの身体のインナーマッスルを活性化することで、姿勢や身体の使い方が向上する体操です。

他の体操とは違い、全身14カ所にある身体のスイッチを触りながら動かすことで、身体の感覚が整い、インナーマッスルが活性化し、身体に軸ができます


 

この体操プログラムを取り入れた習い事が「TAIJIKU(たいじく)子どもの運動学習塾」です。

TAIJIKU子どもの運動学習塾とは、子どもたちのもつ無限の可能性を守り育てるために、医学的根拠に基づいたTAIJIKUメソッドで心身を整え、とびっきり元気な身体とあきらめない心を取り戻し人生を豊かに歩んでいける子どもたちを育てる学習塾です。

この運動学習塾では科学的根拠に基づいた「体軸理論」を掛け合わせることで、身体の軸を意識的に使い、身体を動かす動作や姿勢、運動のバランスを整えるアプローチを取り入れています。それにより、専門家指導のもと、運動神経の発達の土台となる「正しい身体の使い方」を滞りなく習得できます。

人生の土台となる「子どもの身体づくり」に特化しており、その上でパースペクティブを広げることができるようになる画期的な習い事です。

TAIJIKU子どもの運動学習塾についてより詳しく知りたい方は、次の記事もぜひ読んでみてください!

→ TAIJIKU子どもの運動学習塾


今回の記事を読んで、子どもたちの身体を動かす習い事TAIJIKU子どもの運動学習塾」に興味を持たれた方は、ぜひ体験会に参加してみてください。MAPサイトにてどこに体軸トレーナーがいてるかすぐ分かりますよ。現在、続々と運動学習塾の店舗が拡大しています。


「TAIJIKU MAPサイト」はこちら



まとめ  

これからの子育てで大切な事「パースペクティブ」とは

 ・パースペクティブとは「視点」「見方」「物事の捉え方」のこと

 ・人はパースペクティブが狭いと、固定概念にとらわれてしまう

 ・これからは「正解を早く出す力」「どんな状況でも柔軟に考えを広げられる力」であり、その土台が「パースペクティブの広さ」

子育ての関わり方でパースペクティブを広げる方法

 1. 「どう思う?」と問いかける

 2. いろんな人と関わる・違いに触れる

 3. 絵本・映画・体験で“視点の違い”を感じる


パースペクティブを広げるための身体づくり

・パースペクティブを広げるために、まず土台となる身体がしっかりできていることが必要

・体軸は、運動(スポーツ)・勉強・習い事の土台になる

・パースペクティブを広げたい子どもたちにまず身につけてほしいのがこの「体軸」

・体軸を獲得するために、「TAIJIKU子どもの運動学習塾」が有用



以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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