ジョーンズ骨折の原因は「使いすぎ」だけじゃない?親が知っておくべき足のメカニズム

時計2026.02.10
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「お母さん、足の外側がちょっと痛いんだ……」

部活やクラブチームで毎日一生懸命練習しているお子さんから、そんな言葉を聞いたことはありませんか?

「練習を頑張っている証拠かな?」「湿布を貼っておけば治るかな?」と、つい軽く考えてしまいがちですが、実はその痛み、「ジョーンズ骨折」という、アスリートにとって非常に厄介な怪我のサインかもしれません。

ジョーンズ骨折は、一度なってしまうと治りにくく、再発しやすいことで知られています。大好きなスポーツを長期間休まなければならなくなることもあり、お子さんにとっても、それを支える親御さんにとっても、とても辛い経験になります。

しかし、この骨折は決して「運が悪かった」だけで起こるものではありません。実は、単なる練習のしすぎ(使いすぎ)だけではない「原因」が隠れているのです。

この記事では、大切なお子さんの足を守るために、親御さんが知っておくべきジョーンズ骨折の正体とそのメカニズム、そして今日からできる予防法について分かりやすくお伝えします。

目次  

1. ジョーンズ骨折とは?

2. ジョーンズ骨折の原因とメカニズム

3. ジョーンズ骨折を予防するためのトレーニング

4. まとめ 


ジョーンズ骨折とは?

ジョーンズ骨折とは、足の甲の外側にある「第5中足骨」という骨の付け根付近で起こる骨折のことです。
この骨折には、いくつかの厄介な特徴があります。

治りにくく、再発しやすい
この部位は血流があまり良くないため、一度折れると骨がくっつきにくく(偽関節)、スポーツ復帰後に再発するケースも少なくありません

10代に急増する
発生のピークは16歳から18歳の高校生世代に集中しています

「疲労骨折」の一種
一回の大きな衝撃で折れるのではなく、日々の繰り返しの負荷が蓄積して起こることが多いのが特徴です

多くの場合、手術が必要になることもあり、大切なお子さんの競技生活を長期間ストップさせてしまう可能性があるのです


ジョーンズ骨折の原因とメカニズム

「使いすぎ」が原因の一つであることは間違いありませんが、それだけではありません。なぜ、同じ練習量でも「折れる子」と「折れない子」がいるのでしょうか。そこには足の形や動き、そして環境といった複雑な要因が絡み合っています。

① 足のメカニズムと身体的要因

最新の研究では、以下のような特徴を持つお子さんはリスクが高いことが分かっています。

・足指の筋力(足指把持力)の低下:
 指で地面を掴む力が弱いと、足のアーチが崩れやすくなります

・足首が硬い:
足首の動く範囲が狭いと、動く際の衝撃をうまく吸収できません

・「外重心」の動き:
 体重が常に足の外側(小指側)にかかるような姿勢が影響します

つまり、足の指の力が弱く、足首が硬い状態で外側に体重がかかるような動作の癖があることで、ジョーンズ骨折になるリスクが高くなります。

② 練習環境とスパイクの影響

実は、人工芝でのプレーやスパイクの形状も大きな要因です。
人工芝は天然芝に比べて足への衝撃が強く、特にスパイクの「スタッド(突き上げ)」が足の外側に配置されていると、切り返し動作の際に第5中足骨へ強い負荷(側方負荷)がかかることが解明されています

お子さんが「踏ん張った時に足の外側が痛い」と言い出したら、それは骨が悲鳴を上げているサインかもしれませ


ジョーンズ骨折を予防するためのトレーニング

ここで紹介するトレーニングは「体軸体操10秒アクションと呼ばれ、「予防医学に基づいて理学療法士が開発した健康的な身体づくりのためのトレーニングプログラムになります。

子どもの身体のインナーマッスルを活性化するため、たった、10秒の動きで繰り返し行うことで、正しい身体の使い方が身についていきます。

他の体操とは違い、全身14カ所にある身体のスイッチを意識しながら動かすことで、身体の感覚が整い、無駄な力が抜けた状態、つまり逆上がりがやりやすい状態になります。そして、インナーマッスルが活性化することで、身体に軸「体軸」ができます

 

体軸」とは、筋肉や骨ではなく、身体の真ん中を通る身体の感覚になります。

体軸は、運動(スポーツ)・勉強・習い事の土台になるものです。これから怪我することなくスポーツを頑張りたい、勉強がもっとできるようになりたい!という小学生の子どもたちにこそまず身についてほしいのがこの「体軸」です。

この体操プログラムはTAIJIKU(たいじく)子どもの運動学習塾の教育プログラム内などで幅広く活用されています。今回は、この100種類以上あるトレーニングの中からジョーンズ骨折の改善・予防に役立つ体操を5つ紹介します。


トレーニングをする前に、ジョーンズ骨折になりやすい身体かどうかチェックしてみましょう!

・片足ドロップジャンプテスト


1:20cmほどの台の上に立ちます。

2:そこから横に落下し(*上には跳ばない)、降りた側の片足で着地する。

3:片足で5秒間バランスをとる。

*怪我をしないように、注意しながらやってみましょう!左右どちらもチェックしてみよう!


5秒間バランスが取れない、身体が左右に大きく揺れるなどがあるかどうかチェックしてみてください。バランスが取れない、身体が大きく揺れてしまうとジョーンズ骨折のリスクが高くなります。


リスクがある方は、次のウォーミングアップを行い、その後トレーニングをやってみましょう。


<ウォーミングアップ:体軸体操>








ウォーミングアップを行い、身体の感覚が整ったら次の10秒アクションでトレーニングをやってみましょう!


<トレーニング:10秒アクション>















トレーニングが終わったら、トレーニング前に行った片足ドロップジャンプテストでバランスがどうなったかチェックしてみましょう!


・片足ドロップジャンプテスト


1:20cmほどの台の上に立ちます。

2:そこから横に落下し(*上には跳ばない)、降りた側の片足で着地する。

3:片足で5秒間バランスをとる。


変化がありましたか?バランス取りやすくなっていませんか?

身体の感覚が整うとこのように即時的な変化も出すことができます。継続して実施することで、身体の使い方が改善し、ジョーンズ骨折のリスクも軽減することができます。ぜひ、続けてやってみましょう!


おすすめなのが「TAIJIKU(たいじく)子どもの運動学習塾」です。


この運動学習塾は、人生の土台となる「子どもの身体づくり」に特化しており、運動を行うことで、運動神経の向上や姿勢改善、諦めない心を育てる画期的な習い事です。

TAIJIKU子どもの運動学習塾についてより詳しく知りたい方は、次の記事をぜひ読んでみてください!

→ TAIJIKU子どもの運動学習塾




まとめ  

◉ジョーンズ骨折とは?

ジョーンズ骨折とは、足の甲の外側にある「第5中足骨」という骨の付け根付近で起こる骨折

・治りにくく、再発がしやすい

・サッカーやバスケットボールなどのサイドの動きが多いスポーツに多い


◉ジョーンズ骨折の原因とメカニズム

・足指の筋力(足指把持力)の低下、足首が硬さ、「外重心」の動きの特徴があると
ジョーンズ骨折のリスクが高くなる

・天然芝よりも人工芝グランドの方が、ストレスがかかる

◉ジョーンズ骨折を改善・予防するためのトレーニング

<ウォーミングアップ>

 ・足裏アクション

 ・足首アクション

 ・レッグアクション

<トレーニング:10秒アクション>

 ・ツイストアクション

 ・ヒールアップアクション&ヒールアップジャンプアクション

 ・ドラゴンフライアクション

 ・サイドステップアクション

 ・マウンテンロケット


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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