子どもの「心の元気」は育てられる!運動が支える心の育て方とは?

「最近、うちの子なんだか元気がない気がする…」
「前よりイライラしやすくなったかも」
そんなふうに感じることはありませんか?
近年、子どものメンタルヘルスへの関心が高まっています。
コロナ禍を経て、子どもたちの生活スタイルは大きく変化し、外で思いきり体を動かす機会も減ってしまいました。その影響なのか、気分が落ち込んだり、無気力になったりといった“こころの不調”を抱える子が増えているとも言われています。
「心の健康」と聞くと、カウンセリングや声かけが大切だと思いがちですが、実はもっとシンプルで日常的な方法があります。それが「運動」です。
今回は、今増えている子どものメンタル不調と運動の関係性、そして忙しい日常生活の中でも正しい運動習慣を身につけることができることについて一緒に考えてみましょう。
目次
子どもたちに増えている心の不調
子どものメンタルヘルスが注目される背景には、近年急増している子どもたちの「心」の不調があります。実際に現場で見られる子どもの心の不調には、以下のような特徴や問題があります。
1. 情緒不安定
・些細なことでイライラする、泣き出す
・落ち込みやすい/不安感が強い
・周囲の目を過度に気にする
2. 意欲や集中力の低下
・学習への集中力が続かない
・やる気が出ず、無気力になる
・好きだったことに興味を示さなくなる
3. 睡眠障害
・夜なかなか寝つけない(入眠困難)
・夜中に目が覚める/朝起きられない
・睡眠リズムが崩れ、日中ぼんやりしている
4. 身体症状(心因性の不調)
・お腹が痛い、頭が痛いと頻繁に訴える
・倦怠感、疲れやすさ
・食欲が落ちる、または過食
5. 対人関係の変化
・友だちとのトラブルが増える
・他者と関ろうとしない
・家族との会話が減る
6. 不登校・引きこもり
・学校に行きたがらない、または登校できなくなる
・家から出なくなり、ネットやゲームに没頭する
その中でも、特に重要なのは、「友達などと身体を動かす習慣がないこと」です。運動習慣がないことで、対面でのコミュニケーションが取れなくなり、また、不調を整えてくれる自律神経も乱れ、心の不調につながります。
子どもの運動不足と心の不調との関係
近年、スマホやゲームの時間が長くなることで、身体を動かす時間が少なく、子どもの運動量が著しく減っています。
文部科学省の調査によると、運動習慣がほとんどない子どもは年々増加傾向にあり、特に小学校高学年から中学生にかけてその傾向が顕著です。
運動は、身体だけでなく「心」にもさまざまな良い影響を与えます。
体を動かすことで、脳内にはセロトニンやエンドルフィン、ドーパミンといった「幸せホルモン」が分泌され、気分が明るくなったり、ストレスが軽減されたりします。これは、大人にも子どもにも共通する作用です。
具体的に、運動不足の子どもたちには次のような影響があります。
・ストレスホルモン増加によるイライラや不安感の増加
・セロトニン、エンドルフィンの不足による気分の落ち込み、意欲低下
・睡眠の質の悪化による疲労感、集中力の低下
・人とのつながりが不足することによる孤独感、不安感の増大
これらは、子どもの発達にとって非常に深刻な影響を与え、学習意欲や学校生活への意欲低下へとつながります。
「うちの子もそうかも…」と感じたら、それは決して“心が弱い”のではなく、運動不足が一因になっている可能性があるのです。
でも、運動不足を改善するにも
「そもそもどんな運動がいいのかわからない」
「一緒に運動するけど、なかなか習慣にすることは難しい」
ですよね?すごくよくわかります。
そこで、忙しく生活されている中でも、子どもの発達の土台となる身体づくりのための運動を教えてくれる習い事を紹介しますね。
子どもが自然と楽しく運動できる環境をつくるにはどうしたらよいのでしょうか。その一つの方法が「習い事」です。
運動系の習い事にはさまざまな種類がありますが、メンタルヘルスの観点からおすすめしたいことは、「運動が好きになる」ことをゴールにすることです。
●「楽しい!」を実感できるもの
● 仲間と関われるもの
● プレッシャーが少ないもの
このような特徴のある運動は、結果や上達よりも、「今日は楽しかった!」と感じられるものになります。
そこでおすすめの習い事は、子どもの身体づくり専門家が行っている習い事「TAIJIKU子どもの運動学習塾」です。
「TAIJIKU子どもの運動学習塾」とは、子どもたちのもつ無限の可能性を守り育てるために、医学的根拠に基づいたTAIJIKUメソッドで心身を整え、とびっきり元気な身体とあきらめない心を取り戻し人生を豊かに歩んでいける子どもたちを育てる学習塾です。
この運動学習塾では科学的根拠に基づいた「体軸理論」を掛け合わせることで、身体の軸を意識的に使い、身体を動かす動作や姿勢、運動のバランスを整えるアプローチを取り入れています。それにより、専門家指導のもと、運動神経の発達の土台となる「正しい身体の使い方」を滞りなく習得できます。
「体軸」とは、筋肉や骨ではなく、身体の真ん中を通る身体の感覚になります。
体軸がある子とない子では次のような違いがあります。
体軸は、運動(スポーツ)・勉強・習い事の土台になるものです。体軸があることで、身体のよけいな力みや硬さがなくなり、柔軟な思考や視野を広げることができ、ものごとの習得力がアップします。心の不調を改善するための子どもたちにこそまず身につけてほしいのがこの「体軸」です。
実は、この体軸は、ただ遊んだり運動をしているだけでは獲得できません。身体の感覚を整えながら正しく動く必要があります。
そこで、体軸を獲得するために理学療法士が「予防医学に基づいた健康的な身体づくりのための体操プログラム:体軸体操」を開発しました。
子どもの身体のインナーマッスルを活性化することで、姿勢や身体の使い方が向上する体操です。
他の体操とは違い、全身14カ所にある身体のスイッチを触りながら動かすことで、身体の感覚が整い、インナーマッスルが活性化し、身体に軸ができます。

この体操プログラムを取り入れた習い事が「TAIJIKU(たいじく)子どもの運動学習塾」です。
この運動学習塾は、人生の土台となる「子どもの身体づくり」に特化しており、運動を行うことで、健やかな身体・諦めない心を育てる画期的な習い事です。
TAIJIKU子どもの運動学習塾についてより詳しく知りたい方は、次の記事もぜひ読んでみてください!
運動は、子どもにとって心のバランスを整える大切な“栄養”です。
私たち大人が「どうにかして心の不調を治してあげたい」と思うとき、難しく考えすぎてしまうことがあります。でも、子どもにとっては、ただ外で思いきり走り回ったり、友達と遊んだりする中に、心を元気にするヒントがたくさん隠れているのです。
親としてできることは、小さなきっかけを用意すること。
子どもたちの心と体が健やかに育つように、まずは「楽しく動く時間」を生活の中に取り入れてみませんか?
まとめ
◉子どもたちに増えている心の不調
1. 情緒不安定
2. 意欲や集中力の低下
3. 睡眠障害
4. 身体症状(心因性の不調)
5. 対人関係の変化
6. 不登校・引きこもり
◉子どもの運動不足と心の不調との関係
運動不足の子どもたち:
・ストレスホルモン増加によるイライラや不安感の増加
・セロトニン、エンドルフィンの不足による気分の落ち込み、意欲低下
・睡眠の質の悪化による疲労感、集中力の低下
・人とのつながりが不足することによる孤独感、不安感の増大
◉子どもの心の育て方:運動習慣を作るおすすめの習い事
・子どもが楽しく運動できる環境をつくるには「習い事」
・「運動が好きになる」ことをゴールにした習い事が効果的
・とびっきり元気な身体とあきらめない心を取り戻し人生を豊かに歩んでいける子どもたちを育てる学習塾「TAIJIKU運動学習塾」がおすすめ
以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。